出版社内容情報
2年前に父親を亡くしたタビサは、叔父夫婦に引き取られて以来、毎日使用人のように働かされている。そんなある日、タビサは罪深いほ
内容説明
2年前に父親を亡くしたタビサは、叔父夫婦に引き取られて以来、毎日使用人のように働かされている。そんなある日、タビサは罪深いほど美しい紳士プレストンに村で偶然出会った。よもや公爵とは知らず、タビサは彼に目を奪われる。でもわたしには恋も結婚も無縁のこと―。自分の思いを抑えつけたとき、さらなる不幸がタビサを襲う。叔父に意に染まぬ結婚を命じられたのだ。婚約者と会うため、憂鬱な気持ちでロンドンに向かう道中、タビサはプレストンと運命的な再会を果たす。驚くタビサに、彼はからかうような笑みを浮かべ…。
著者等紹介
ボイル,エリザベス[ボイル,エリザベス] [Boyle,Elizabeth]
デビュー作でアメリカロマンス作家協会(RWA)より栄えあるRITA賞のベスト・ファースト・ブック賞に輝く。シアトルで暮らす
富永佐知子[トミナガサチコ]
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょう
14
「伯爵と日陰に咲くレディ」を読む前に再読。プレストンが社交界から冷たいあしらいを受けているけれど、その理由が弱く、それ位で公爵にあの態度になるのかな~と引っかかってしまいました。さっと読もうとすると、タビサとダフニの名前が似ててややこしかった~。2017/05/03
ここはる
5
両親を亡くし伯父夫婦にこき使われるヒロインと、放蕩者のヒーロー。思わぬ遺産が転がり込んだヒロインを、寄ってたかって金蔓にしようとする親戚連中からヒーローが救い出すお話です。シリーズ第1作なので、色々と布石がうたれており、やはりハリーのお話が読みたいですが、シリーズ3作目のようです。(2作目はダフネのお話)first book in the Rhymes With Love series【原題/Along Came a Duke (2012)】2016/02/09
aiko
5
お互いにひたすらわたわたしてるH/Hがそれぞれのできた友人たちに助けられて無事くっつく話。どうも主役二人に感情移入できなかった…。ハリーとロクスリーの話が非常に面白そうなのでぜひ続編を希望。2015/12/05
すっちゃん
4
⭐️⭐️⭐️ 次作への伏線があちこち。メインの2人のお話はそこそこ。偶に出てくる動物の例えにクスッ。わんこはナイス。2017/06/26
まめもち
3
叔父夫婦にこき使われるタビサ。村で出会ったハンサムだけど感じの悪い公爵プレストンに結婚しない宣言するも遺産を相続することが発覚。遺産を受け取るための結婚に乗り気じゃないとこにヒーローがちょっかい出してくる。ヒロインのこと地味だと思ってたのに手のひら返しがあからさま。ヒロインがヒーロー選ぶ理由も見た目だけに思えるのがなぁ……ヒーローが社交界から嫌われる理由も納得いかず。なんで友達は大丈夫なんだ?ヒロインの遺産を狙う親戚とヒーローの闘いはよかった。2017/06/20