Ｍｉｒａ文庫 プライベート・レッスン

リート，ジュリー・Ｅ．【作】〈Ｌｅｔｏ，Ｊｕｌｉｅ Ｅｌｉｚａｂｅｔｈ〉/沢井 ゆり【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2015/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 282p／高さ 15cm
• 商品コード 9784596916273
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

幼くして両親を亡くしたヘイリーは、理学療法士で身を立てるめどがつき、意地悪なおばの家を出て弟と二人で暮らす決心をした。だがその翌日、強盗に襲われて全財産を奪われてしまう。困りはてた彼女は、やむなく一夜だけストリップの仕事を引き受けた。セクシーな衣装に身を包み、勇気を振り絞って目的の高級住宅地に辿り着くと、ハンサムな屋敷の主は彼女が来ることを知らされていないようだった。やっぱりできないわ……。我に返って帰ろうとした矢先、ヘイリーは頭を打って倒れた。そして目覚めたとき、彼女は記憶を失っていた。

内容説明

幼くして両親を亡くしたヘイリーは、理学療法士で身を立てるめどがつき、意地悪なおばの家を出て弟と二人で暮らす決心をした。だがその翌日、強盗に襲われて全財産を奪われてしまう。困りはてた彼女は、やむなく一夜だけストリップの仕事を引き受けた。セクシーな衣装に身を包み、勇気を振り絞って目的の高級住宅地に辿り着くと、ハンサムな屋敷の主は彼女が来ることを知らされていないようだった。やっぱりできないわ…。我に返って帰ろうとした矢先、ヘイリーは頭を打って倒れた。そして目覚めたとき、彼女は記憶を失っていた。

著者等紹介

リート，ジュリー・Ｅ．［リート，ジュリーＥ．］ ［Ｌｅｔｏ，Ｊｕｌｉｅ　Ｅｌｉｚａｂｅｔｈ］
米フロリダ州タンパ生まれ。サウス・フロリダ大学大学院で学んでいた１９８８年、自ら筆をとって作家を目指す。９７年初作品を刊行。現在までに４０作以上の作品を上梓し、精力的に執筆に励んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[じょう]

両親を亡くし厳しい状況で育ったヒロインは、その生活から弟とともに抜け出そうとするのですが、なけなしのお金を盗まれてしまいます。従姉妹のつてで一晩だけストリッパーに扮してヒーロー宅へ。そこでアクシデントにあい記憶喪失に。彼女の装いと状況から本人もヒーロー達もストリッパーと思い込んでしまいます。。。ストリッパーのはずなのにスレていないヒロインに、元妻に痛い目に合された経験のあるヒーローが癒されていくところが素敵でした。

2016/12/05

[ちゃろ]

★★☆☆☆記憶喪失モノ。バチェラーパーティにストリッパーとして派遣されたヒロインがその家で頭を打って記憶喪失に。家を提供していたヒーローがヒロインの面倒を見ることに。お互いに惹かれていくんだけど両方ともイマイチ良さがわからないのと手探り感じがあって焦れったい。

2016/08/21

[ととめ]

急ぎで五百ドルが必要なヒロインは、ストリッパーとしてヒーローの家に派遣される。自宅が後輩のバチェラーパーティーの会場にされてしまった哀れなヒーローは投資会社のCEO。別れた奥さんに搾り取られて、祖母の家の改築費用を貯めるために頑張って働くお堅いヒーロー。記憶喪失ヒロインに振り回されながらも、自身を開放していくヒーロー。コラムニストが良い仕事してくれます！

2016/03/23

[kina]

ホットシーン満載で、電車の中で読んだ時は隣から見られるんじゃないかと心配しました。ヒーローは早い段階でヒロインにメロメロだし傲慢なところもひねくれたところもない素敵な男性。ヒロインはいい子で読者からは真相もわかるので、二人の勘違いをあまり心配することなく見守ることが出来ました。しかし、もし読者にも真実が秘密だったらどういう印象の話になるのか？それでもいいんじゃないのか？ そういえば高山繭さんが描かれたコミックバージョンでは真実が後出しになってるようだったのでそちらも読んでみたいところです。

2016/12/15

[矢田ふみえ]

記憶喪失という設定。でも、人間性がわかって愛しあってしまう。自分の素性がわからないってのはめちゃくちゃ不安だろうね。

2016/07/18