内容説明
ルースがニューヨークのバレエ団に移ってから5年の月日が流れた。舞台監督もこなす天才バレエダンサー、ニックにその才能を磨かれ、いまやルースはプリマとしての地位を確立し多くの賞賛を浴びている。だがそんな彼女にも悩みはあった。もう22歳だというのに、恋も知らないなんて…。ルースの心の内を見透かしたのか、ニックはいっそう厳しいレッスンを課し、しだいに彼女の友人関係にまで干渉し始める。ルースの苛立ちが頂点に達しようとしたとき、彼女は初めて気づいた。ふたりの間に存在する熱く痺れるような感情の正体に。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ] [Roberts,Nora]
メリーランド州に育ち、1981年『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆を続ける。98年『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝く。J・D・ロブ名義で書いたものも含め、175作以上のベストセラーを世に送り、総発行部数は4億部を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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