内容説明
この窮地を救えるのは彼しかいない―兄の盟友でシアトル一の富豪、オリバー・レイン。飛行機事故に遭い、消息を絶ったままの兄が経営する会社が倒産寸前と知り、アニーはある秘策を思いついた。出資者を納得させ、会社経営を安定させるために、オリバーと結婚するのだ。ただしあくまで便宜的に。謎に包まれた経歴とその冷酷そうな風貌から悪い噂の絶えないオリバーだが、なぜだかあっさり彼女の突飛な申し入れを受け入れた。そのときアニーはまだ、全く気づいていなかった。オリバーの目の奥に欲望の炎が揺らめいていることに。
著者等紹介
クレンツ,ジェイン・A.[クレンツ,ジェインA.][Krentz,Jayne Ann]
カリフォルニア州で歴史学と図書館学を修了し、司書として働いたあと1979年より作品を発表。7つの作家名をもち、現在はアマンダ・クイック、ジェイン・キャッスル、ジェイン・A・クレンツの3つの名義をジャンルによって使い分ける。バラエティに富む著作は150冊を超え、全米有力各紙のベストセラーリストをつねに賑わせている。米ロマンス作家協会特別功労賞をはじめ受賞歴多数
長田乃莉子[ナガタノリコ]
日本女子大学文学部史学科卒業。銀行勤務、翻訳講座のインストラクターを経て、出版翻訳者としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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糸車
20
ヒロインの行動を見ていると「負けるが勝ち」という言葉を思い出す。もちろん彼女はヒーローを操るつもりなんてなくて、ただ絶対的に信頼し、彼を愛している自分の気持ちに従っただけなんですね。ヒーローがヒロインの気持ちを疑うことなく受け入れ、完璧に事態を掌握したのに何故いつものように満足感が得られないのかと考え出すまでの過程が長いこと。愛しているというのがそんなに難しいのか!と突っ込みたくなる。でもやきもきした分、最後のヒーローの告白が効くのよね。ヒーローの関係者がこぞってヒロインに傾倒する構図も面白かった。満足。2014/11/13
糸車
15
再読。ヒーローとけんかをしたヒロインがぷち家出をするとき、完全に家を出てしまったらどこへいったか確認する人に迷惑をかけてしまうからと同じビル内の部屋へ避難し、居場所を明確にするセンスに脱帽。正直、わたしはヒロインのようにはなれないし、ヒーローのようなややこしい人を愛し続ける根気も勇気もないと思うんだけれど、ふたりはお互いを理解しあうバランスのいいカップルだと思う。そしてやっぱり最後のヒーローの言葉がいい。( *´艸`)2015/04/21
アン
5
ヒーローもヒロインも魅力を感じず。シダを愛するヒーローとお人好しと言うよりもお節介でずうずうしい感じすらするヒロイン・・・ヒロインの言動にはイライラしました。ヒロイン兄の事故での行方不明事件と企業スパイやそれに絡んだ復讐とサスペンス要素もあるけど、そんな内容よりもヒロインにイライラ(笑)最後まで楽しめませんでした。2015/03/24
oneoeight
5
頑固でお人好しなヒロインと周囲から血も涙もないと思われてる無口で無表情ロボットヒーローとのお話。虎視眈々と狙われている事に気付かず便宜結婚をお願いしちゃったヒロイン・・・飛んで火に入る夏の乙女状態ですYO!ヒーローったらたなぼたに無表情で歓喜してます☆(。-∀-)ブヒっ。ロマンス的に頑な心を持つヒーローがヒロインの言う事なら無条件に信じられるまでになるのがよかった。最後の告白がカワイイよ~( ̄m ̄*) シダラブ度☆5、また読みたい度60% 2012/05/10
ふーちゃん
3
面白かった。ヒーローとヒロインの人物像が、なかなかユニークだよね。2018/10/10




