うんこがへんないきもの

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うんこがへんないきもの

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048864428
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0095

内容説明

穴からボットンと落ちるだけ。しかもくさい。生物の神経系や免疫機構は、あれほど高度なのに、なんで排泄だけはこんなに適当なのだ。うんこよおまえは何者なのか。自然界のフシギに思わずうなる、ためになる一冊。イラスト大量52点。

目次

タワーリング公衆便所―ハイラックス
華麗すぎて笑う変身―カメノコハムシ
うんこプロフェッショナル―ムシクソハムシ
暁のうんこ特攻隊―ノハラツグミ
究極のメニューに載せたいうんこ―ジャコウネコ
あふりかゾウが好きっ!―ゾウ
だますつもりはなかったが―トリノフンダマシ
もうひとつの太平洋戦争―ペルーカツオドリ
中に人が入っている鳥たち―ペンギン
セレブに聞かせたいこの事実―カンムリブダイ
美しいうんこのトライアングル―タテガミオオカミ
エコロジカルな地獄―コウモリ
近くて遠きは親子の仲―カバ
うんこといえばこの人―フンコロガシ
軍隊の存在を断固肯定―アリドリ
働かざるものを愛して―ナマケモノ
救ううんこに滅ぼすうんこ―クラゲとクジラ
ほのぼの凶悪一家―オオカワウソ
深海のスーパースター候補生―ギボシムシ

著者等紹介

早川いくを[ハヤカワイクオ]
1965年東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。広告制作会社、出版社勤務を経てフリーに。「へんないきもの」シリーズが累計55万部のベストセラーとなり本格的な作家活動に入る

寺西晃[テラニシアキラ]
イラストレーター。1964年生まれ。繊細かつ多彩な表現で、広告からエディトリアルまで幅広く活躍する平成の挿絵師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小梅

106
とても楽しい本でした。まず最初のハイラックスで爆笑。タイトルのつけ方が素晴らしいですね「タワーリング公衆便所」中でもペンギンと象が面白かったなぁ〜この作者の他の作品も是非読んでみようと思います。2015/08/24

hnzwd

63
シリーズ第三弾?今回は、姿形は置いておいて、どんな生物も必ず行う排泄にフォーカスをあてています。身を守る鎧とする生物や、攻撃手段とする生物。中には食べちゃうっていう豪の者も。早川さんの独特の言い回しで紹介されると、思わずニヤニヤがこみ上げてくる。2015/09/07

ハサウェイ

61
ヘンな生き物につぐ作品で、今回は「ふん」についての作品。内容は安定感のある文章で、非常に楽しく読めた。書かれている言葉や表現などは面白おかしいのだが、良く調べられており、笑いの間に「ふ〜ん、なるほど!」と思わせる事もある。2015/08/30

bianca

60
はっきり言って、うんこを忌み嫌っているのは人間だけ。自然界では見事なサイクルが形成されて、もう素晴らしいとしか言いようがありません。勉強になったな~。何万年もたまって化石化した「グアノ」は高品質の肥料。マレージャコウネコからは芳醇な味わいのコーヒー「コピ・アルク」。伝染病のパンデミックを引き起こす元祖細菌兵器であると同時に、漢方的にも用いられ、奥が深すぎます。しかし人間が関与すると良いこと無し。一家に一冊置いて有り難く読んだ方がいいかも。江戸時代はちゃんとやってたのに…残念です。2016/03/24

えっくん

54
★★★★★「へんないきもの」の著者が今度はうん〇がへんな生き物を紹介。背中に糞を背負うカメノコハムシ、幼虫の時は自分の糞の家に住み、成虫になると糞そのもに擬態するムシクソハムシなど、奇妙な生態の生き物のウン蓄話が満載です。糞と表現すればいいのに、うん〇うん〇と文中至るところにうん〇の文字だらけで頭の中もうん〇まみれです。高級リゾートのビーチに広がる白い砂浜はサンゴを食べたブダイの糞なのですが、セレブたちに「うん〇の上でくつろぐなんて…。ばーか」と小学生みたいに揶揄する著者にも笑えます。最高に面白かった~2017/11/02

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