内容説明
慈善事業団体で働くマンディは、上司に連れられてチャリティオークションに参加した。目玉商品は、上司の甥でマンディの憧れの人でもあるサッターと、3週間グレートバリアリーフ島で過ごす権利。マンディは上司命令によりその権利を落札するが、実はすべて、働きすぎの部下を休ませようとする上司のお節介な企てだった。こうして思いがけずひと夏のバカンスが始まるも、せっかくの青い海を前に室内に引きこもるマンディに、サッターは苛立ちを隠そうとしない。だがマンディにはどうしても海に近づけない悲しい理由があって…。
著者等紹介
ローウェル,エリザベス[ローウェル,エリザベス][Lowell,Elizabeth]
1975年にアン・マックスウェル名義でデビュー。82年よりエリザベス・ローウェルとしてロマンスを書きはじめる。NYタイムズなどベストセラーリストの常連で、受賞歴も豊富。創作範囲はロマンス、SF、ミステリー、歴史小説、ファンタジーなど多岐にわたる。同じく作家である夫との共著もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふじこ
1
何回読み返したかわからないくらい好き。ヒロインのトラウマを克服しようとする姿に胸が締め付けられる。それを見守るヒーローも素敵。ヒーローとヒロインが愛し合うシーンはキュンキュン。登場人物、ストーリー全てがツボな作品です。★★★★★2018/03/27
ちゃろ
0
⭐⭐⭐⭐再読。普通の男女が南の島に無理矢理送り込まれ、3週間を過ごす。過去の出来事で飛行機や海、水を怖がるヒロインに対してヒーローがドンドン惹かれていく。ヒロインが、トラウマを乗り越えたい、ヒーローとは島にいるだけの関係にしようとする、健気で一生懸命なところが良かった(^^)ヒーローもヒロインにメロメロなんだけど、時々自分を抑えて泥沼にハマっていくのか好き。2014/05/13