Mira文庫
残酷な遺言

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596914507
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

私生児と蔑まれて育ったせいで傷つくことに慣れているララにも、絶望の底へ突き落とされた過去があった。4年前のある夜、初恋の人カーソンに純潔を捧げようとしたとたん、彼はララの出自を持ちだして冷酷に拒絶したのだ。一糸まとわぬ無防備な自分と、鎧のように軽蔑をまとった彼…。思いだすだけで全身が恥辱に焼かれ、心が凍りつく。いま、仕事でカーソンと再会したララは早くもくずおれそうになっていた。相変わらず魅力的な彼が、瞳にあからさまな欲望をたたえて見つめてきたのだ―あの夜をやり直そうとでもいうように。

著者等紹介

ローウェル,エリザベス[ローウェル,エリザベス][Lowell,Elizabeth]
1975年にアン・マックスウェル名義でデビュー。82年よりエリザベス・ローウェルとしてロマンスを書きはじめる。NYタイムズなどベストセラーリストの常連で、受賞歴も豊富。創作範囲はロマンス、SF、ミステリー、歴史小説、ファンタジーなど多岐にわたる

仁嶋いずる[ニシマイズル]
1966年京都府生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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akiyuki_1717

2
よくある復讐劇かと思ったけど、すごく複雑で、実はみんな可愛そうだった…というストーリーです。ヒロインの祖父が素敵で、ヒロインもヒロインの母も最後に愛を信じられたのは何があっても愛してくれると信じられる愛を受けて育ったからと思った。ヒーローは可哀想だけどある意味傲慢で、ヒロインは一年前からヒーローが色々画策してたと感じてたみたいだけど、元カノと別れたのが七ヶ月前ということは、画策しながらお楽しみは捨ててなかったんだから、ヒロインの男性に対する態度にガミガミ言うのはお門違いで、おばかさんとしか言い様がない。2018/01/07

Mari

1
★★★☆2012/01/01

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