内容説明
キャットは満ち足りた気持ちで恋人ウィルソンに寄り添っていた。彼は仕事中に銃で撃たれて生死の境をさまよったものの、順調に回復している。父を惨殺した男に復讐するためだけに生きてきたキャットは、長いあいだ彼の愛を拒んでいた。だがウィルソンを失いかけたとき、ようやく彼を愛していることに気づいたのだ。危険な仕事を引退して、温かい家庭を築きたい―キャットは初めて人生に希望を感じていた。しかしそのころ、ウィルソンを銃撃した犯人は金と車を奪って逃走を続けていた。ふたりが平穏に暮らす、この地に向かって。
著者等紹介
サラ,シャロン[サラ,シャロン][Sala,Sharon]
オクラホマ生まれ。存在感のあるキャラクターと刺激的なプロットを得意とし、各紙ベストセラーリストの常連。ダイナ・マコール名義でも多くの作品を著している
竹内栞[タケウチシオリ]
サンフランシスコ州立大学大学院コミュニケーション学科修士課程修了。2003年より翻訳業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
eko
20
          
            いよいよラスト。それなのにまだまだ波乱がいっぱい。虐待された少女を偶然救うくだりで反撃開始のキャットがカッコ良くて惚れた♡(´-`)敵にしたくない女子だ。一見何の関係も無さそうなエピソードをちょこちょこ絡めてきて実はというのが多い。前作メキシコの砂漠で可哀想な母子を助けた話がここにきてまた生きてくるのねぇ。本作もテンポよく幾つかのエピが絡み合い非常にスリリング。竜巻のエピも良かった竜巻怖‼︎ 最後の最後までキャットはほんとに凄かった!3部作全て読み終えてもう続きがないのがさみしくなる、そんな作品でした。2017/04/21
          
        MOMO
3
          
            トラブル巻き込まれ体質のキャットちゃんときたら、家出少女を車に乗せると、彼女の恋人に追突され、ちょっとお使いに出れば竜巻に巻き込まれて身ぐるみはがされ、お買い物に行けば、銃を持ったストーカーに遭遇し、ちょっとお昼寝をしてると・・・と、本当にきりがないくらい!でも、最後、幸せそうでよかったわぁーーー!どんどん過激・悪質になっていくジミー君に付狙われ続けていたウィルソン君も、ご苦労様でした!ジミー君に関しては、やられる前にもうちょっと苦しんでくれてもよかったような気もしますが・・・2010/12/21
          
        こえん
2
          
            あらまぁ、ラブラブだわ~、ス・テ・キ。ただ、ヒーロー家族やH/Hは幸せそうだけど、それを脅かす存在が近づいてきてるんだよね。それがいつ、どういう風に彼らの前に姿を見せるのかドキドキ。楽しかった。メキシコの刑事さんが奥さんに持ち帰ったプレゼントがナイス…すごいプレゼントだけど。2010/05/25
          
        みるて
1
          
            図書館の本 読了 ダイナ・マコールの別名 「孤独な夜の向こうに」 「悲しみをつつむ夜に 」の続編2012/05/12
          
        oneoeight
1
          
            キャット最後の物語。ゆっくりウィルの愛を受け入れ、自然体で愛を返せるようになったキャット。ようやくここまで・・・長かった~~(ノД`) このままホンワカ・・・いくわけないよね~o(TヘT o)最後まで気が抜けない展開。 だから余計、エピローグにあった日常の幸せがしみた。このシリーズは、この巻まで見届けてあげて欲しいナ。竜巻時のキャットの映像がキニナル・・・やっぱモザイク?度☆5、また読みたい度60%2010/12/12
          
        

              
              
              

