内容説明
「ロケット?」戸口に現れた探偵の顔を見て、ヴィクトリアは自分の目を疑った。行方不明の弟を捜すために雇った探偵ジョン・ミリョーニが、あのロケットと同一人物だなんて。私が知っているロケットは、かつてバカンス先で恋に落ち、互いにニックネームしか明かさずに別れた海兵隊員―そして、一人で産んだ娘の父親。彼との再会が自分にもたらす多大な影響に気づいたとたん、ヴィクトリアはパニックに陥った。だがロケットはいきなり彼女を強く抱きしめ、かすれた声で囁いた。「ちくしょう、トーリ。また君に会えて嬉しいよ」陰惨な事件と弟の失踪がもたらした思いがけない再会の行方は?“マリーン・シリーズ”最新刊。
著者等紹介
アンダーセン,スーザン[アンダーセン,スーザン][Andersen,Susan]
現代的でセクシーなロマンスを得意とし、NYタイムズをはじめとする全米各紙ベストセラーリストの常連。初期には完璧な女性像を描いていたが、最近では等身大でリアルなヒロインが多いという。ワシントン州シアトル在住
平江まゆみ[ヒラエマユミ]
1959年生まれ。熊本県出身。上智大学文学部新聞学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
choco
9
ジョン・ミリョーニ…。ロケットなどと異名を持つ元海兵隊員。トーリとの子供がいるって事実を知ってから、降って沸いた父性愛。まあ…ちょっと流行ったアルファ君。頻繁に自問自答。まあ…所詮はまだお子様っぽい。トーリの方が一足先に大人になっててその落差激しいカップルでした。でもまあ、義母がほぼ同い年って…いろんなことあるねw2018/04/06
さきⅢ【ロマンス小説専用】
1
4:【マリーンシリーズ】1作目『スウィートハートは甘くない 』⇒2作目『シュガーキャンディーはご機嫌ななめ』⇒3作目・本作。ラズベリーブックスにて先の2作を読み、ぜひとも”ロケット”の話が読みたいと思ってたら、MIRA文庫から出る知り、さっそく購入するも積読山に10年も放置・・・(^^; やっぱこういうのは、興奮冷めやらぬうちに読むべきですね。さて、シリーズ最終話『ハニーは涙を流さない』読むぞ~ 2019/10/31
咲
1
ジェイリッドとプリシラのお話を早く読みたいです。2009/12/23
nayui
0
★★★☆☆2009/12/18
MOMO
0
ジョン君ったら、自分の想いに気づくの遅すぎ!あんなにヴィクトリアちゃんにメロメロのくせに、、よくもまぁ、あれだけイジイジとできるもんだわ!ロケットなんてニックネームもらうほどのお宝持ってるくせに、肝っ玉自体は小さいんだから!それにしても、気になるのはP・Jちゃんと、ジェイリッド君よ・・・過酷な現実社会の中で、幼いながらも強い絆を結んだ二人のその後って・・・あぁ、気になる・・・2010/12/15
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