内容説明
夜の街で出会ったレイモンの強烈な男らしさに惹かれ、性急に婚約までしてしまったケイティ。この結婚は、華々しいキャリアを捨て去ることを意味する。なにしろ彼は、プエルトリコで農業を営んでいるのだから。でも、彼の知性や高貴な物腰、そして完璧なエスコートは、全くその肩書きにそぐわない。“あなたはいったい何者なの?”不安を募らせるケイティに対し、彼は言葉と態度で真摯な愛を示し、ケイティにも愛の言葉を求めてきた。だが、すべてを溶かす魔法の言葉は、彼女の喉もとで凍りつく―愛しているとわかっているのに。
著者等紹介
マクノート,ジュディス[マクノート,ジュディス][McNaught,Judith]
ラジオ局や映画会社などに勤務したのち、1983年『言えないことば』で作家デビュー。85年に発表した『とまどう緑のまなざし』でベストセラーを記録し人気作家の仲間入りを果たす。以来、ヒストリカル・ロマンスとコンテンポラリー・ロマンス約16作品を発表。総発行部数は3000万部を超え、ベストセラー作家として不動の地位を築いている。テキサス州ヒューストン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nami
8
ジュディスさんのデビュー作。まだ全作読んでないけど、ヒーロー全員似てるような...長身、しっかりした端整な顔立ち、ガッチリした身体、黒髪、胸毛..きっと、ジュディスさんの好きな男性のタイプなんでしょうね?私も好きです❤️ヒーロー レイモン、ヒロイン キャサリンに嘘はつくな、正直に話すように言うけど、自分はどうなんだ⁇自分の事は何も話してないじゃん‼︎キャサリンを責めるのは筋違いじゃ‼︎でも、デビュー作のヒーローだから、まだまるいのね。他の作品のヒーローは傲慢さがパワーアップしてる。2016/10/17
矢田ふみえ
4
こんなに愛を確信できるのか。幸せになるのはいいけど、どうだろうね。 2017/05/30
たまきら
4
アメリカの成金白人・有閑青年らのグループに属する女性が、まずしい(と彼女は思いこんでいる)ラテン系の男性と恋におちたら? もう、彼女のセルフエスティームが低すぎてかわいそう。前の旦那さんからモラハラ&DVを受けてきたからとはいえツライです。彼は彼でプライドが高くて大変。まっとうなラブストーリーなんですが、HQにしては重いかもです。2014/07/23
ささやか@ケチャップマン
2
日本じゃなくてアメリカだなあ、という感じ。コテコテしていて私としてはどうも違和感がぬぐえなかった。何故二人が魅かれあうのかよくわからないし、ヒーローは自分勝手だし、最後は結局金持ちに戻るし。なんだかなあ。アメリカの恋愛小説ってこんなものなのかなあ。2012/04/06
Mrs.涼子
1
面白かった。でも最後は何となくガッカリ。また金持ちになりそうな予感だけで終わらせて欲しかったなぁ。2009/12/01