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内容説明
女に化けるキツネ、男に化けるタヌキ。果たしてその正体ならぬ生態は…。私たち日本人の心の中で昔から生き続けてきたキツネとタヌキは、正反対の生き物のようだが、ずるいもの同士であり、どちらも人を化かすと信じられてきた。確かに両者は同じイヌ科で人里近くに棲みながら、キツネは環境によく適応して繁栄し、タヌキはもっとも原始的な部類だがしぶとく生きて、それなりに繁栄している。そんなキツネとタヌキのすべてを解説したものである。
目次
第1章 身近なキツネとタヌキ
第2章 キツネとタヌキの嘘・本当
第3章 キツネとタヌキの動物学
第4章 キツネとタヌキの未来
キツネとタヌキに関する諺、動植物名など
参考図書・資料など
アカギツネ・タヌキの分布と亜種