内容説明
仕事で訪れたメキシコの砂漠で、オリヴィアは山賊にさらわれ意識を失った。気がつくと、そこは海に囲まれた美しい邸宅。そして不意に、息をのむほどハンサムな男が現れた。オリヴィアは混乱しつつも激しく男を罵った。その先に、熱く刺激的な愛の炎が待ち受けているとは夢にも思わずに…。人気絶頂のリンダ・L・ミラーが贈る『恋人たちのシエスタ』、孤独な富豪と一途な秘書のひめやかな恋をリンダ・ハワードがホットに描く『愛していると伝えたい』、香水会社を舞台にエロティックな火花が飛び散る『熱いふたり』の3篇を収録。
著者等紹介
ハワード,リンダ[ハワード,リンダ][Howard,Linda]
1980年のデビュー以来、ロマンスを中心に多くの作品を発表し、不動の人気を確立してきたスター作家
ミラー,リンダ・ラエル[ミラー,リンダラエル][Miller,Linda Lael]
ロマンス作家協会の特別功労賞など、数々の受賞歴を誇る大ベストセラー作家。ワシントン州スポーケン在住
クルージー,ジェニファー[クルージー,ジェニファー][Crusie,Jennifer]
数々のベストセラーリストに登場し、2005年にはRITA賞を受賞した、人気と実力を兼ね備えた作家。オハイオ州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
10
短編3作。リンダ・ハワードとジェニファー・クルージーはお気に入りの作家。本の題名にもなっている「恋人たちのシエスタ」を書いたリンダ・ラエル・ミラーはお初だったけど、面白くなかった。ジェニファー・クルージーの「熱い二人」は前に読んだことがあったわ。2024/02/17
akiyuki_1717
1
三作収録。全体的にはまずまず良かった。リンダ・ハワードさんはさすがのストーリー設定で、一気に読めたし、二作目のリンダ・ラミエル・ミラーさんも小気味いい自立心のヒロインに中だるみもあったけど、楽しめた。ただジェニファーさんの表題にもなってる恋人たちのシエスタだけが、短編には無理があったというか、私的にはさらわれて、買い取られた立場と分かっていながら、物を投げつけて強気に出るっていう行動をとること自体が命知らずなのか?と初っ端から納得できず、最後まで引きずった。2013/09/06
糸車
1
「愛していると伝えたい」がお気に入り。何度も読み返しました。本当は誰よりも痛々しいほど愛を求めているのに、拒絶されるのを恐れて行動出来ないヒーロー。ヒロインが妊娠したことで関係が劇的に変わり、彼のために育ての親に会いに行くヒロインの愛に感動。最後は涙、涙。2013/01/23
りり
0
★★★★☆オムニバスとして読みやすい2012/05/30
まるかず
0
3編収録の中で、最後の「恋人たちのシエスタ」が一番のお気に入り♪2009/10/15