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Mira文庫
悲しみを駆け抜けて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596913579
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

父の死後、姉妹二人で生きてきたオナーは、妹の借金を返すため悪徳の高利貸しを追ってサンタ・アニタ競馬場へやってきた。その彼女を、逞しい男の手が引き留めた。彼はコン・ランドリーと名乗り、今から高利貸しの逮捕劇が始まるから近づくなと警告した。彼の無礼な態度に戸惑いつつも、コンが競走馬レガシーの馬主だと聞いてオナーは驚いた。不思議な巡り合わせではないか。彼女の父も、レガシーの親馬である伝説の駿馬の所有者だったのだ。父が何者かに殺されて15年―長い間オナーを苦しめた悲しみが、今また胸を刺し貫いた。

著者等紹介

クレンツ,ジェイン・A.[クレンツ,ジェインA.][Krentz,Jayne Ann]
カリフォルニア州で歴史学と図書館学を修了し、司書として働いたあと1979年より作品を発表。7つの作家名をもち、現在はアマンダ・クイック、ジェイン・キャッスル、ジェイン・A・クレンツの3つの名義をジャンルによって使い分ける。バラエティに富む著作は150冊を超え、全米有力各紙のベストセラーリストをつねに賑わせている。米ロマンス作家協会特別功労賞をはじめ受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

17
お話そのものは面白かったんだけど、クレンツにしては重たい。過去の話とはいえふたりの人が亡くなっているので仕方がないのかな。なんというか、こういうのなら別の人が書いてもいいんじゃないのって思ってしまってクレンツファンとしては物足りないというのが本音。相手より優位に立ちたい気持ちとか、信頼とか、保護欲とか真面目に論じ合うヒーロー&ヒロインはいつものクレンツなんだけどね。頑なになりすぎる前に引き返すのがヒロインだっていうのも定番なので、そのあたりは安心感があっていい。2015/08/27

をり

5
うまくまとまっていて読みやすかった。2人が延々と愛と信頼について議論するところが結構面白かった。2014/10/04

MOMO

2
蜘蛛が蝿に言いました・・・ってぇのは、よく使われるフレーズですが、まさに蜘蛛のように網を張り、彼女を絡めとったコン君ですが、自分も一緒に絡まっちゃうから笑えるわ。おまけにどうやら二人を引き離そうともくろむ者がいて、可笑しいほどに二人して、そいつの策にはまっちゃうし・・・。まぁ、信頼関係ってぇのは、真実を述べていない奴と築けるほど、単純なものでは無いということね・・・それはそうと、タイトル変更は良案だと思うわ・・・旧題だと動物感動物語にしか思えんもの・・・2009/09/26

みか

1
インテリアデザイナーのオナー(ヒロイン)と、レガシーの馬主であるコンスタンティン(ヒーロー)。十五年前の殺人事件をきっかけに知り合うことになった二人。愛するのか憎しみ合うのか迷走するヒーロー。ヒーローが勝手に憎しみを募らせて、その果ての行動が、ちょっと行きすぎだよ~と感じました。う~ん、少し残念。2013/01/03

oneoeight

1
このお話は浅いなー(ー`´ー) ヒロインに怪しげに近づくヒーロー。いかにも何か悪い事たくらんでそうだけど、何が目的なのか本人もわかってないってソンナノアリ?(_ _lll)ロマンスも犯人の行動も浅い。ちょっと肩透かしでした。残念度☆5、また読みたい度0%2009/08/29

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