内容説明
幼いころから親の愛に飢えていたモリーは、ずっと温かい家庭に憧れていた。8カ月前に実の父の存在を知ったとき、彼女は仕事を捨て、愛を告白してくれたハンターをも拒み、家族のいる地へ旅立った。悲願の幸せを手にしたと思った矢先、父が身に覚えのない殺人容疑で逮捕されてしまう。モリーは身勝手と知りながらも、刑事弁護士のハンターに弁護を頼むため、彼のもとを訪れた。ところが彼女の必死の頼みにもかかわらず、ハンターは「時間がない」と言って一蹴した。しかも彼の背後には、しどけない姿でたたずむ女性がいて…。北米で大人気のスター作家が、“愛”を求めさまよう心を繊細に描いた珠玉のロマンス。
著者等紹介
フィリップス,カーリー[フィリップス,カーリー][Phillips,Carly]
NYタイムズのベストセラー作家。弁護士として開業していた経歴を持つが、長女の誕生を機にロマンス小説を書き始める。7年間に及ぶ努力の末、1999年に北米のハーレクイン社よりデビューを果たした。現在は仲の良い作家仲間3人と、“プロット・モンキーズ”を結成し、週末に集まってストーリーの構想を練ったり、共同でブログを運営したりしている
飛田野裕子[ヒダノユウコ]
慶應義塾大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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