内容説明
かつて貴族令嬢と船乗りの悲恋の舞台となった哀しくも美しい島、カリオペキー。ベスはそこで家族たちと楽しい週末を過ごすはずだった―頭蓋骨を見つけるまでは。思わぬ発見に動揺しているところへ男性が現れたため、彼女はとっさに頭蓋骨を落ち葉で隠した。キースと名乗るその男性に不審を抱きながらも、ベスは彼の魅力に心をかき乱される。だがその後、隠したはずの場所に戻ってみると、頭蓋骨はあとかたもなく消えていた。楽園に漂いはじめた不穏な空気…。真相を突きとめようと動き出したベスの身に新たな恐怖が忍び寄る。
著者等紹介
グレアム,ヘザー[グレアム,ヘザー][Graham,Heather]
情熱的なロマンスとスリリングなサスペンスの名手として名高い、世界的ベストセラー作家。歴史物やパラノーマル作品にも積極的に取り組み、100冊にも及ぶ著作はおよそ20カ国語に翻訳されている。数々の受賞歴を誇り、雑誌やテレビの世界でも活躍するなど、名実ともに人気を得ている作家である。南フロリダに暮らしている
風音さやか[カザトサヤカ]
長野県生まれ。編集業務に携わりながら翻訳学校に通い、翻訳の道に入る。1990年ごろよりハーレクイン社の作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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