内容説明
オリンピックを間近に控えた馬術選手のレインは、会場となるカリフォルニアの峡谷でコースを下見していた。留守がちな政府高官の父、父の影に徹する母の背中を見て育った彼女は、決して母のような生き方はしないという思いを胸に、馬術にうちこんできたのだ。メモをとっていたその時、背後から何者かに襲われた。一瞬、男の姿が目に入り、地面に組み伏せられる。「ここで何をしている?」俊敏な動きに冷静な口調。そう、父の周りを囲むこの種の人々のことはよく知っている。訓練を受けた、特殊任務に就く男。どうして私を…。
著者等紹介
ローウェル,エリザベス[ローウェル,エリザベス][Lowell,Elizabeth]
1975年にアン・マックスウェル名義でデビュー。82年よりエリザベス・ローウェルとしてロマンスを書きはじめる。NYタイムズなどベストセラーリストの常連で、受賞歴も豊富(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akiyuki_1717
2
ヒロインがいい年で、オリンピックの代表選手までになっていながら、幼稚で自分のことしか考えていないので、途中から嫌気が差してきた。ヒーローが父親と同じ、自由や正義のために銃を持つ人だから避けなければいけないとか、受け入れられないとか、何様なんだろうって感じでした。父親が身の危険も顧みず立ち向かっているからこそあなたはのうのうとお金のかかる馬術だけをやってこられたわけで、競技会を見に来てくれないとか、卒業式に来てくれなかったと恨みつらみを言ってるのが腹正しかった。ヒーローがヒロインに惹かれる理由が分からない2019/11/13
くろうさぎ
0
馬術。オリンピック。2008/09/26