内容説明
「死なないで!」レイチェルは男をかかえて浜辺に引き上げた。全裸だ。しかも銃で撃たれている。この人はいったい何者?鍛え抜かれた見事な体躯―危険な匂いがすることだけは確かだ。警察に通報しようとしたレイチェルだったが、元ジャーナリストの本能が警鐘を鳴らした。仮に彼が諜報員だとしたら、所在を公にすれば命がなくなる。男をかくまうことに決めたその瞬間、レイチェルの運命は劇的に変化した。不朽の名作『炎のコスタリカ』続編、珠玉のロマンス。
著者等紹介
ハワード,リンダ[ハワード,リンダ][Howard,Linda]
アラバマ州生まれ。少女のころから書くことが大好きで、自分の楽しみのために作品を書きためてきたが、1980年、30歳で作家デビューを果たした。以降、情熱的なロマンスを中心に多くの作品を発表し、アメリカをはじめ世界各国で人気は高まる一方。とくに彼女の描くヒーローは世界中の女性をとりこにしている。現在も生まれ故郷のアラバマ州に夫とともに暮らしている
落合どみ[オチアイドミ]
上智大学文学部英文学科卒業。商社勤務、セミナー講師を経て翻訳の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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びわ
4
面白かった♪ヒロインが強くて心が広くて真っ直ぐで素敵!ヒーローもよかったけど、やっぱりヒロインがいいわ(o^o^o)炎のコスタリカの二人も出てきて、相変わらずなジェーンにニヤリ(。-∀-)しかし、ヒーロー、行動が遅いよ!2013/08/21
Nikky
3
星5。今回は浜辺に一人で住んでいるヒロインが休暇中に襲われて流れ着いた諜報員ヒーローをお持ち帰り(笑)するところからスタート♪ヒロインもヒーローもお互いへの愛を認め合ってるのに、彼女を危険に巻き込みたくないヒーローの想いから一緒にいられない二人。あー、切ない。ヒーローの気持ちもヒロインの気持ちも分かるだけに切なかった!そして何より前作のヒロインジェーンの登場で話がぱっと希望み満ちるところが◎!やっぱジェーンの性格大好き。ラストでヒーローにかけた電話を切った後のジェーンのニヤリ顔が想像できちゃうもん!(笑)2010/03/02
akiyuki_1717
1
この頃のリンダの作品が好きです。ヒーローにハズレなし!!浜辺に倒れていたヒーローを引きずりながら連れ帰り、看病するんだけど、獣医に見てもらうところが笑えた。スピンオフなんだけど、リンダのスピンオフはいつもサラリとしているので、違和感がなくて好感が持てる。スピンオフを出す前提で、こてこてに盛り込んでくる作者もいるけど、リンダはそこのところとっても上手です。2013/10/27
ぱんだのぷうさん
1
面白かった。やさしく思いやりのある強いヒロイン。メロメロのヒーロー。前作の2人も登場してその後がわかってよかった。瞳に輝く星のジョン・ラファティーが出てる。知らなかった。瞳に輝く星好きだけど関連本とは知らなかった。読みたくなった。2013/04/22
ぽこぽん
1
疲れてるときに読むハーレクイン系のハッピーエンドの小説は心地いいですね。リンダ・ハワードはハズレがないから好きだ。2012/10/22