内容説明
連続窃盗事件を担当する刑事アリー・フレッチャーは、新米ウエイトレスになりすまし、ナイトクラブで潜入捜査中。被害者のほとんどがその店の客であり、従業員が犯行にかかわっている可能性が高いのだ。一方、クラブの経営者ジョーナ・ブラックホークは、不良少年時代に世話になった警察本部長ボイドの顔を立て、捜査協力の要請を受け入れたが、本音は大の警官嫌い。それでも疑り深い従業員の目を欺くため、アリーとは恋人同士を装うことを提案するが…。一話完結型“NIGHT TALES”シリーズ。ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーリスト堂々1位を獲得。世界中の女性をとりこにする、伝説のシリーズ完結編。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
メリーランド州に育ち、1981年『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆を続ける。98年『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降の作品はすべてランクイン。J・D・ロブ名義で書いたものも含め、140作以上のベストセラーを世に送り、総発行部数は3億部に迫る
長田乃莉子[ナガタノリコ]
日本女子大学文学部史学科卒業。銀行勤務、翻訳講座のインストラクターを経て、出版翻訳者としてデビュー。ハーレクイン社のシリーズロマンスに訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
2
なんてこった、第1弾のカップルの娘さんが主役です。先日、このサイトで知り合えた方に「イヴ&ローク」の原型ですよ、と教えてもらったんですが、なるほど~!!ウィスキー色の瞳をしたさばさば女子と、苦労した上に成功した実業家の取り合わせに納得。そういう意味合いで読んでさらに面白かったです。2014/11/07
ゼニガメ
1
ノーラは読みやすいと実感。芯が強く、バリバリ働くキャリアウーマンなヒロインが多いから、安心して読める。いきなりシリーズ最終巻から読んだので、他の話も是非読みたい。2015/01/17
ちゃろ
1
ヒーローの葛藤が新鮮。刑事のヒロインは考え方もカッコいい★★★2012/09/13
francois
1
ナイトテールズシリーズ最終弾ということで 物語自体は単体で読めますが 登場人物の過去みたいなものがわかるほうが面白いので 1の「真夜中にささやく唇」から読んだほうがよいかも。2010/03/14
蒐麗
0
このシリーズ大好きです。図書館で借りていつも読むんですが、購入したいと思うくらい(^-^)