内容説明
ジェナの写真展初日の夜、離婚後一度も会っていなかった元夫アダムが会場に姿を見せた。彼女が撮った、あるパーティーの写真が欲しいのだという。大企業の顧問弁護士である彼は、何かのスキャンダルを暴こうと躍起になっているらしい。一晩考えたいと言って帰宅したジェナは翌朝、アダムが深夜の公園で殺されたことを知り衝撃を受けた。警察はすでに物盗りの犯行と断定し、疑念を抱いたジェナの言葉には耳を貸そうとしない。ジェナは意を決し、アダムが密かに協力を依頼していた人物―旧友フランクの探偵事務所のドアを叩いた。
著者等紹介
ヘガン,クリスティアーヌ[ヘガン,クリスティアーヌ][Heggan,Christiane]
南フランスのリビエラで生まれ育ち、ニース大学を卒業。米国軍人と結婚してアメリカに渡る。空軍将校の妻としてルイジアナ、カリフォルニア、デラウエア、ニュージャージー、ドイツ、モロッコ、スペインに暮らす。スペイン駐在中に友人の勧めで新聞記者となり、文章の基礎を学んだのち天職ともいうべき創作活動を始め、瞬く間にベストセラー作家となる
飛田野裕子[ヒダノユウコ]
慶應義塾大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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