内容説明
17歳のミーガンが夢中で恋した男は、妊娠した彼女を無情にも捨ててスザンナ・カルフーンと結婚した。あれから10年…。ミーガンは息子を育てながら臆病に生きてきたが、ついに思い切った決断を下した。伝説に彩られた“塔の館”に移り住み、カルフーン一族の経営するホテルの経理を担当するのだ。でも、カルフーン家の四姉妹がいる大邸宅の暮らしになじめるだろうか?ミーガンは不安を抱えながら館に到着した。5部作『塔の館の女たち』最終話。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
メリーランド州に育ち、1981年、『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆活動を続けている。98年、『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降はすべての作品がリストに登場。別名義で書いたものも含め、120作以上のベストセラーを世に送り出している。総発行部数は2億8000万部を超える
上村悦子[カミムラエツコ]
神奈川県横浜市生まれ。立教大学文学部英米文学科中退。洋書店勤務などを経て、1986年より翻訳家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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oneoeight
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再読☆スザンナのサイテー元夫に人生狂わされたシングルマザーヒロインとみんなに愛され系ヒーローとのお話。始めはヒーローの軽いノリが苦手;;って思ったけど、それだけじゃないんだよね。自分もツライ過去を乗り越えてきたから、心のキャパが広くて余裕があるんだな(o´∀`o)イイ。恋に慎重になってしまうヒロインも納得だし、子供もかわいくてキュンだった。子供に泣かされちまったよ;;全部解決したのに~と思ってたけど、シリーズの最終話としてふさわしいお話に仕上がってた。ココも微笑ましい(*^-^) 元夫に天罰を!度☆52010/10/06