内容説明
嵐が来そうだ。なにかが起きる予感がする。カルフーン家の次女ライラは“塔の館”の窓から海を眺めていた。強まる風雨に胸が騒ぐ。彼女はなにかに導かれるように車を走らせて岬に向かうと、断崖の上に立った。そのとき稲妻が走り、暗い海に浮かぶ黒い塊を照らしだした。人間だ!ライラは救助に駆けつけ、迷わず海に飛びこんだ。やっと岸にたどり着いたとき、ライラは助けた男性と思わず安堵のキスを交わしてしまう。5部作“塔の館の女たち”第3弾。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
メリーランド州に育ち、1981年、『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆活動を続けている。98年、『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降はすべての作品がリストに登場。別名義で書いたものも含め、120作以上のベストセラーを世に送り出している。総発行部数は2億8000万部を超える
仲川秋生[ナカガワアキミ]
フリーランスの翻訳者。ハーレクイン社のシリーズロマンス他、文芸、CDライナーノーツの翻訳、歌詞対訳など幅広く翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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