出版社内容情報
【内容】
本質的既定と現実的形態を検証――
定説の理論的内容への批判を軸に根本的な問題解決への方向性を示す。
本書は、零細小売業研究における従来の支配的な定説への批判を通して、零細小売業の本質的規定ならびに現実的形態にかかわる理論内容を示すことにより、零細小売業の現実的存在形態を正しく把握し、零細小売業問題の解決への方向性を探る。
【目次】
はじめに
序 本書の概要
第1編 零細小売業の根本的問題
1 零細小売業の現段階の2つの潮流
2 零細小売業の根本的問題
第2編 零細小売業の本質的規定
3 零細小売業の本質的規定に関する定説規定
4 零細小売業の「量的規定」の定説規定批判
5 零細小売業の「質的規定」の定説規定批判
6 零細小売業の本質的規定
第3編 零細小売業の現実的形態
7 零細小売業の現実的形態把握における問題の所在
8 零細小売業の現実的形態と定説規定と「講座派」の「亡霊」
9 零細小売業現実的形態の構造論的分析視角と方法論
10 資本主義社会における零細小売業の現実的形態
あとがき
初出一覧
人名・事項索引
内容説明
本書は、零細小売業研究における従来の支配的な定説への批判を通して、零細小売業の本質的規定ならびに現実的形態にかかわる理論内容を示すことにより、零細小売業の現実的存在形態を正しく把握し、零細小売業問題の解決への方向性を探る。
目次
第1編 零細小売業の根本的問題―本質的規定と現実的形態規定の問題(零細小売業の現段階の2つの潮流;零細小売業の根本的問題)
第2編 零細小売業の本質的規定―定説規定の「転倒性」について(零細小売業の本質的規定に関する定説規定;零細小売業の「量的規定」の定説規定批判―「質的規定」の誤りに基づく「量的規定」;零細小売業の「質的規定」の定説規定批判―「非資本」的性格の批判;零歳小売業の本質的規定)
第3編 零細小売業の現実的形態―零細小売業の資本主義的進展(零細小売業の現実的形態把握における問題の所在;零細小売業の現実的形態の定説規定と「講座派」の「亡霊」;零細小売業の現実的形態の構造論的分析視角と方法論;資本主義社会における零歳小売業の現実的形態)
著者等紹介
出家健治[デイエケンジ]
1950年2月20日生まれ。広島県呉市。1972年広島商科大学商学部経営学科卒業。1976年広島修道大学大学院商学研究科修士課程修了。1980年広島修道大学大学院商学研究科博士課程後期単位修得。現在、熊本学園大学(熊本商科大学改称)商学部教授
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