内容説明
燃えるような赤い髪を持つエリザベスは父の城で皆に疎まれ、使用人のように扱われていた。17歳のある朝ついに城を出ることにした彼女は、贖罪の旅の途上にあるウィリアム公の一行とともに聖堂へ向けて旅立った。国王の庶子である彼は貴族の娘を殺した危険人物で、暗い噂には事欠かない。だが何よりもエリザベスをおびやかしたのは、彼が放つ強烈な魅力だった…。ベストセラー作家が中世イングランドを舞台に描く愛と陰謀のヒストリカル・ロマンス。
著者等紹介
スチュアート,アン[スチュアート,アン][Stuart,Anne]
数々の受賞歴を誇る全米ベストセラー作家。少女のころから文章を書くのが好きで、25歳のときに初めて小説を出版。以後幅広いジャンルで旺盛な執筆活動を続ける。官能的なタッチとスリリングな展開が世界中で人気を博し、“ロマンス・フィクションの旗手”との呼び声も高い。現在ヴァーモント州に夫と子供たちとともに暮らす
小林町子[コバヤシマチコ]
東京都生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒。商社勤務を経て、1979年より翻訳を手がける。1982年より翻訳学校の講師をつとめ、裏千家茶道海外紹介活動にも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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琵音
1
現代モノがいけたので、時代物のいけるだろうと、ずっと気になっていたハーレクインヒストリカルを読んでみました。大好きなヨーロッパ中世を舞台に、きっと歴史に詳しい人なら、これあり?と思うようなこともあったのでしょうが、私は楽しめました。ハードボイルドっぽいものより、歴史モノのほうが、ハーレクインは好みみたいです。2017/04/04
甘栗
1
ヒーローぽい人の頭頂部がハゲている・・・?という表現が出た瞬間に小説を閉じました。まさかロマンス小説にハゲたヒーローが・・・! 一応最後まで読んだものの髪が薄いイケメンを想像してしまってなんとなく話にはいりこめなかった2011/05/21
nayui
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巴旦杏
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