内容説明
「その男をとめて!」混雑したロビーでサニーは叫んだ。搭乗便の出発のめどが立たないうえに、今日中に届ける約束の書類をひったくられるとは。すると前方で、長身の男が犯人を取り押さえた。その恩人との出会いは、サニーにさらなる幸運をもたらす。チャーター機のパイロットだという彼が、足止めされたサニーを目的地まで送ると言うのだ。思わずサニーはチャンスと名乗る彼の厚意に飛びついた―すべては仕組まれたシナリオどおりだとも知らずに。
著者等紹介
ハワード,リンダ[ハワード,リンダ][Howard,Linda]
アラバマ州生まれ。少女のころから書くことが大好きで自分の楽しみのために作品を書きためてきたが、1980年、30歳で作家デビューを果たした。以降、情熱的なロマンスを中心に多くの作品を発表し、アメリカをはじめ世界各国で人気はとどまることを知らない。現在も生まれ故郷のアラバマ州に夫とともに暮らしている
皆川孝子[ミナガワタカコ]
東京都生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆう
24
図書館本。マッケンジー一族完結。最後は養子のチャンスのロマンス。ある男を捕まえるためにチャンスが計算ずくで近づいたのはサニー。仕事とはいえ、酷い男だよ、チャンス~!って思ってたけど、やっぱりマッケンジーの男。本当の愛に目覚めたら情熱大爆発。たまらん。そしてマッケンジーの男に見初められるヒロインは守られるだけじゃなくてヒーローも守る。こうでなくちゃね。今までのシリーズ、どれもよかったけど、でもやっぱりウルフ&メアリーが一番。このふたりがいなかったらマッケンジー家もなかったんだもの。やー、大団円。2016/05/22
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
21
マッケンジー家シリーズ完結。泣いたわ~、泣いたわ~、久しぶりに泣いた。絆って素晴らしい(☆∀☆) ラストの一行、グッと来たわ!! サイコーの一冊d=(^o^)=b 2019/09/16
菫子
21
【再読】20年ほど前に初めて読んだロマンス小説がこの作品でした。当時は刺激が強すぎて驚愕した覚えがあります。最近になって久しぶりに丁寧に読み直し、この作品の素晴らしさに(HOT度数の高さも含めて)改めて感動しました。登場人物(H/Hだけでなく脇役(ゼイン他)までも)のキャラクター設定の深さ、HOTシーンに向かって綿密に張り巡らされた様々な設定、女心に心地よく突き刺さるセリフのひとつひとつ、切なさとシリアスとコメディのバランスが良く、マッケンジーファミリー勢揃いの場面からラスト一行まで、→2019/06/02
だむ
16
マッケンジーシリーズ締めくくりはチャンスの話。こんなに泣かされるとは思わなかった。彼が養子としてマッケンジー家に引き取られる過程とその後にうるっ。ニックからサニーへのお手紙にうるっ。そしてウルフがチャンスに掛ける言葉に涙腺崩壊。マッケンジー家は本当に温かい。チャンスとサニーのラブロマンスも色々あってハラハラしたけどハピエンで良かった。しかしコンドーム3ダースってすごっ(笑) ウルフとメアリーを始め彼らの子どもや孫の様子を垣間見ることもできて大満足の一冊。あとは未読のメアリスの話を読みたいな♪2019/10/09
Miyuki_fsog
16
ウルフ~(;o;) 父・ウルフはホントにステキだ♪ 今回はまず リンダさんの『読者のみなさまへ』でウルウル(ToT) そして H/H チャンスとサニーの赤ちゃん命名でも涙…もうすっかり マッケンジー 一家を愛してしまった♪ また最初に戻って 『マッケンジーの山』から読み直したいくらいだわ💖2019/06/01
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