内容説明
医師が自宅のガレージで燃料をかぶり、自らの体に火を放った―アヴェリーは愛する父の自殺のニュースに打ちひしがれた。もっと話を聞いてあげていれば…。罪悪感とともに帰郷した彼女は、謎めいた女からの脅迫電話を機に真相を探り始めた。そして、町を恐怖で牛耳る秘密組織の存在を知る。父は彼らに殺されたのでは?黒幕の正体を暴こうとしたとき、アヴェリーの命運はすでに尽きかけていた。全米ベストセラー作家のノンストップ・スリラー。
著者等紹介
スピンドラー,エリカ[スピンドラー,エリカ][Spindler,Erica]
ルイジアナ州ニューオーリンズ在住。美術の修士号を取り、ビジュアル・アートの世界で活躍した後、1988年作家デビュー。アーティストの感性を生かしたみずみずしい描写とドラマティックなストーリーでベストセラー作家の地位を確立した。95年に『レッド』を発表。以後『禁断の果実』『王家の蝶』など、次々と新作を発表し着実にファンの数を増やしている
平江まゆみ[ヒラエマユミ]
1959年生まれ。熊本県出身。上智大学文学部新聞学科卒
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