出版社内容情報
今も厚い信仰を集めるおびただしい数のインドの神々。それぞれが豊かな個性を有し、全体でユニークな神話世界を形作っている。そんな神々を現地の伝統絵画で１体ずつ紹介。わかりやすく由来を解説した、オールカラーの新しいインド神話の図典である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たみ
10
ヒンドゥー教や土着神の解説本。インドの神様は青、黄、赤、緑、金色…ととてもカラフルなのですね。インドショップで似たようなイラストを見た気もするけど、あれって神様の絵だったのか。目力もすごいし、全体的にパワフル。博物館収蔵の絵の神様はスリムに思うのですが、現代風のイラストだとややぽっちゃりに見えます。美意識の変化なんだろうか。色彩もだけど、複雑さにも圧倒されました。ちょっと疲れた(笑) インドの包容力、すごいな。2014/09/30
荒野の狼
1
宗教画の豊富さと本のサイズの大きさから、宗教画を楽しむという目的では、優れた類書の“ヒンドゥー教の本 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica)”や ”インド神話入門（とんぼの本）より上といえます。インドの神話に登場する神々がカラーの宗教画を伴って、逸話とともに紹介されている本で、通読も容易ですが辞書的にも使えます。三大神には10ページほどづつ割かれますが、その他の神々は1-2ページで紹介され、名前、英語のつづり、家系、出典、特徴などがまとめてあります。2011/11/07
月光密造者
1
強烈な色彩に魅かれて、古本屋で購入。鮮やかな神々を見ているだけで、別世界に浮かんでいるような気分になった。自分が育ったのと全く異なる文化の存在を強く感じた。2012/02/21
