内容説明
涼しいカリブのそよ風、優しく浜辺に打ち寄せる波の音。地上の楽園のような南国のリゾートで、カレンは謎めいた男に出会う。金緑色に輝く瞳。山猫のようにしなやかで、完璧に男らしい体。単なる旅先の情事だと自分に言い聞かせながら、カレンは身も心も男に奪われていく。数日後、深みにはまるのを恐れて逃げるように帰国したカレンだったが、そこで待ち受けていたのはFBI捜査官と卑猥な盗撮写真―そして、男の素性に関する衝撃の事実だった。
著者等紹介
ブラウン,サンドラ[ブラウン,サンドラ][Brown,Sandra]
モデル、女優、テレビのリポーターを経て、作家に転身。1990年以降、ニューヨークタイムズのベストセラーリストに40作品以上がランキングされる。91年8月には3作が同時にリストに登場するという、史上3人目の快挙を成し遂げた。全世界で発行部数7000万部を突破し、いまやロマンティック・サスペンスの女王とも呼ばれている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
25
サンドラさんの初読みが「侵入者」、2作目が「過ぎ去った日は遠く」だったのでこれはえらくライトなお話だと感じた。休暇で訪れたリゾート、つかの間の情事のはずが感情的にも入れ込んでしまったヒロインが逃げ出す→帰宅するなりFBI捜査官に連行され、そこで名前しか知らなかったヒーローがアラブの王子さまだと知る。ヒロインが国務省に勤務していたことでややこしい事になった訳ですね。一気に緊張したけどこれ、普通のロマンスでした。夫から離婚を切り出され女性として自信をなくしていたヒロインを大事に思うヒーローが○。2017/10/27
まめもち
7
政府機関で働くヒロインがバカンスに出かけた先で出会ったゴージャスな男性は石油王の息子。正体知らずにイチャついてるところをパパラッチに写真にとられ、FBIに連行されて国家反逆罪とかなんとか責められるヒロインが気の毒。妹を守るためにしぶしぶ結婚に同意。お互い意地の張り合いでベットインしないという攻防を繰り広げる。うーん……2018/05/15
ちゃろ
7
★★★★☆再読。ジャマイカで出会った素敵な男性とホットなバカンス。実はその男性は、、、。っていう設定。サンドラの中でも好きな本で、ヒーローの誘惑の仕方が素晴らしい。ホットだし。2016/04/07
ドンニ
6
さくっと!⭐︎⭐︎⭐︎ 星32016/09/26
ちゃろ
6
⭐⭐⭐再読。上司から無理やり取らされた休暇でジャマイカへ。そこで出会ったデレク。ジャマイカで休暇取れていいな〜と、変なところが羨ましかった。ヒーローは会った瞬間にヒロインにメロメロで猛アタック(^^)。ヒーローが実は〜って、よくある展開だったけど、サクッと読めて面白かった。2014/07/02
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