内容説明
今日は人生で最悪の日だ。投資銀行員の職を失ったうえに、別れた夫が危篤だなんて。FBIを名乗る二人に連れられ病院へ駆けつけたジェイは、元夫の変わり果てた姿に愕然とする。全身を包帯で覆われたその男には、かつての面影の片鱗もない。何かがおかしい―頭のなかに警報が鳴り響いたが、ジェイは患者の身元証明に応じてしまう。その一言が、自らの運命を大きく狂わせるとは夢にも思わずに…。ベストセラー作家が贈る、珠玉のラブ・サスペンス。
著者等紹介
ハワード,リンダ[ハワード,リンダ][Howard,Linda]
アラバマ州生まれ。少女のころから書くことが大好きで自分の楽しみのために作品を書きためてきたが、1980年、30歳のときに作家デビューを果たした。以降、情熱的なロマンスを中心に多くの作品を発表し、アメリカをはじめ世界各国で人気は高まる一方。とくに彼女の描くヒーローは世界中の女性をとりこにしている。現在も生まれ故郷のアラバマ州に夫とともに暮らしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
18
意識がない全身包帯だらけの"元夫"のベッドに寄り添いながらヒロインが感じた彼の命の熱さ。離婚して5年、一体何があったのか、彼は変わってしまったのか、それとも以前から何か隠していたのかと読んでいるこちらもあれこれ想像。ヒーローの意志の強さ、死の淵にいたとは思えない頑健さ、生命力。彼を守ろうと必死なヒロインの強さ、有能さ。引き込まれました。実際ことが起きると二人の命を脅かす敵はあっさり片がついて拍子抜けしたけど、エージェントペインも良いキャラでなんだか和んだ。素敵なお話を教えてくれた読み友さん、ありがとう💕2025/05/10
Miyuki_fsog
16
ヒーローを看病するヒロイン、ってシーンが長くて… 記憶が戻ってからのヒーローも イマイチだったし、敵も呆気なくて…期待しすぎちゃったかな( ̄▽ ̄;)2020/02/01
oneoeight
8
再読☆ヤッパリオモシロい!ヒロインの健気さが光ってるし、記憶喪失物としての満足度高い。このお話ダイスキです。ヒーロー同僚ペインの話とかあったらうれしいのに〜。2011/10/16
みータン
8
再読。満身創痍なうえ記憶喪失ヒーロー。看護物+隠れ家(雪山)でふたりきりの生活。なんでリンダ作品だとこうも入り込めるんだろう…ウットリ。もの凄い発情ヒーローなんだけど(笑)でもそれが当然って思えるくらい熱い作品。ボスって「ダイヤモンドの海」のヒーロー、ケル・サビン…なのよね?2011/10/08
すっちゃん
6
⭐️⭐️⭐️ リンダのヒーローは、心も身体も強いので、安心して読める。意思疎通が出来るようになって、ヒーローが自分の身体を心配している時に、ヒロインに"役にたつ?"って聞くのに笑笑。2017/10/10
-
- 和書
- オトコのモテしぐさ99