Ｍｉｒａ文庫 クローディアの憂鬱

シャーロット・ベイル・アレン/細郷妙子

ハーパーコリンズ・ジャパン（2003/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 579p／高さ 15cm
• 商品コード 9784596910608
• NDC分類 933
• Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[バーベナ]

妹：クローディアの死をきっかけに、幼い頃から感じていた、家族間の不協和音の理由を知ることになる姉：ロウィーナ。自己評価の低いロウィーナが、徐々に生まれ変わっていく過程を素直に応援したくなる。知らず知らずのうちに、これからはどうか幸せに・・・と祈りながら読んでいました。おせっかいで時々小姑のような親友：マイクの存在がとっても微笑ましい。

2013/02/17

[ぷくらむくら]

ロウィーナの納得するまで考え抜く性格に共感。やっかいだけれども。

2009/03/07

[まゆぽこ]

自由奔放で人の気持ちを考えなかった妹・クローディアの自殺。姉は、妹が自殺するわけがないと考え、彼女が死に至った理由を調べだす。 正気と狂気の境目は曖昧であることを思い知らされると共に、外見だけでは判断のできない病気や体質への理解が大切であるとも感じた。とても心に刺さる一冊だった。

2018/04/30