内容説明
大学でジャーナリズムに目覚めたマロリーはロサンゼルス・クロニクル紙の社会部長イアン・ギャラガーと出会い、記者としての才能を開花させた。イアンに惹かれながらも、自分の暗い出自を考えずにはいられないマロリーだったが、ある汚職事件の調査中、学生時代の恋人ドルーの父親ビークマンと再会し、この有力不動産開発業者と死んだ両親の関係について意外な事実を発見する。マロリーは両親の死の真相を究明できるのか?感動のクライマックス。
著者等紹介
スミス,テイラー[スミス,テイラー][Smith,Taylor]
カナダ、ウィニペグ出身。国際情勢を専門に学び修士の学位を取得、カナダの枢密院事務官として東欧やアフリカなど外地勤務についた。CIAやイギリスのMI6など諜報機関と接点があった実生活の経験を創作に生かし、1995年『沈黙の罪』でデビュー。スキャンダルや陰謀が渦巻く、一度読み出したら止められない魅力の作品を発表しつづけている。現在は家族と共に南カリフォルニアに住む
霜月桂[シモツキケイ]
1955年東京都生まれ。青山学院大学英米文学科卒。高校教師を経て、翻訳家・翻訳学校講師に
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