ハーレクイン・セレクト シュガー・ベイビー―親愛なる者へ〈３〉

バートン，ビバリー【作】〈Ｂａｒｔｏｎ，Ｂｅｖｅｒｌｙ〉/星 真由美【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2015/04発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596903204
• NDC分類 933
• Cコード C0297

出版社内容情報

J・B――黒豹のような男。まさかこんな場所で再会するなんて！臨月の体で親友の結婚式に出席したドナは、息をのんだ。夫を亡くしてから身も心もばらばらだったドナは、去年、友人に無理やり連れていかれたバーでJ・Bと出会った。もう誰も愛さないと決めていたのに、彼の魅力に抗えず、甘く情熱的な夜を過ごしたのだった……。結果、ドナは妊娠。J・Bはもちろんそのことを知らない。名前しか知らなかった彼が、実は新郎の兄だったという衝撃的な事実に呆然としながら、ドナは逃げだそうとした。だがそのとき最悪の事態が起こる。破水したのだ―

内容説明

Ｊ・Ｂ―黒豹のような男。まさかこんな場所で再会するなんて！臨月の体で親友の結婚式に出席したドナは、息をのんだ。夫を亡くしてから身も心もばらばらだったドナは、去年、友人に無理やり連れていかれたバーでＪ・Ｂと出会った。もう誰も愛さないと決めていたのに、彼の魅力に抗えず、甘く情熱的な夜を過ごしたのだった…。結果、ドナは妊娠。Ｊ・Ｂはもちろんそのことを知らない。名前しか知らなかった彼が、実は新郎の兄だったという衝撃的な事実に呆然としながら、ドナは逃げだそうとした。だがそのとき最悪の事態が起こる。破水したのだ―彼の目の前で。

著者等紹介

バートン，ビバリー［バートン，ビバリー］ ［Ｂａｒｔｏｎ，Ｂｅｖｅｒｌｙ］
小説、詩、脚本と、学生時代を通じて創作活動に親しみ、１９９０年に作家としてデビュー。ＧＲＷマギー賞や全米読者賞を受賞、ＲＩＴＡ賞のファイナリストにも選ばれた。出世作“狼たちの休息”は、新作が出るたびメディアから絶賛。２０１１年４月、多くの作家仲間やファンから惜しまれつつ亡くなった（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸車]

見知らぬ相手と一夜限りと割り切ってベッドを共にして思いがけない妊娠。悩みつつ、それでも身の振り方を考える時間があったヒロイン。9ヶ月後偶然再会するなり破水した女性を妊娠させたのが自分だと知ったヒーロー。いきなり出産に立ち会うことになっても彼は立派だった！学歴はないけれど頭はいいし、思いやり深い。子煩悩だし。それに比べると裕福で自立している知的なヒロインはヒーローを頼りにしているのに自分を守ることばかり考えていて随分身勝手に見える。頭でっかちなヒロインがなりふり構わずヒーローの胸に飛び込むまでの過程ですね。

2016/08/31

[akiyuki_1717]

ヒーローが寡黙でお金持ちなのに全くその素振りも見せずに、仕事も身を粉にして働き、女性とも楽しむのに対し、ヒロインはお堅くてお高くて、ヒーローの弟たちの妻たちの親友という設定がシックリこなかった。背景としては３０年ほど前なので、田舎ではシングルマザーをすんなり受け入れられなかったという点は分かるけれど、ヒロインがヒーローのことを何一つ知ろうとせず、勝手に人物像を作り上げ拒み続けるのにウンザリした。ヒーローが父性愛に目覚め、頑ななヒロインに優しく辛抱強く接する姿がなければ斜め読みで終わってたと思います。

2020/02/15