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内容説明
「君は今夜からは、バルトロのものだ」サマンサは夫ファン・ベルゲン男爵の言葉にわが耳を疑った。もともと男爵家の娘の養育係だったサマンサは、愛情を注いでもらえない幼い子供を救うためだけに、愛なき結婚をした。男爵夫人と呼ばれても、実際の暮らし向きは肩書きとはうらはらだった。夫は、財産も家もすべて失うほどギャンブルに溺れていた。そして最後に賭けたのが、妻であるサマンサだというのだ！クリスティアーノ・バルトロが情け容赦ない人物ということは知っている。でも、他人の妻を賭けで奪うなんて―そこまでするはずはないわ。ところが、サマンサの期待もむなしく、悪魔は現れた。
著者等紹介
ポーター，ジェイン［ポーター，ジェイン］ ［Ｐｏｒｔｅｒ，Ｊａｎｅ］
アメリカ、カリフォルニア州の小さな町で生まれ、学生時代の大半を海外で過ごした。南アフリカやアイルランド、そして日本でも学んだことがある。サンフランシスコの大学で創作の修士号を得たあとは、中学校と高校の教師をしていた。現在はワシントン州シアトル在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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akiyuki_1717
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序盤はヒーローが根性悪なんだけど、中盤はヒロインが意地っ張り、終盤にくるとどちらも我を張るという、なんとも人格がコロコロ変わるんですね。ただ、二度目の結婚がいくら便宜結婚だったからとはいえ、二年もいて、元夫が酒も飲むのに彼女に一度も手を出さなかったというのが、ちょっと無理があると思うのですが…ジェインさんやっぱり今一つロマンスという点では苦手です。読んでて苦しすぎて、ハッピーエンドになっても胸の重さがはれないのよねぇ～2014/08/09
