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内容説明
住む家を失ったソフィーは幼い息子トリーを浮母車に乗せ、友人宅に身を寄せるため雨の中を歩いていた。足を滑らせて排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになる。惨めな気持ちで顔を上げたとき、車を降りてきた人物と目が合った。エットーレ!かつて、彼の姉の家で働いていたソフィーを、彼は婚約者のある身でありながら誘惑し、そのあげく婚約者の宝石を盗んだと濡れ衣を着せ、追い出したのだった。「こんなうらぶれた姿で排水溝にいるとは、まったくお似合いだな」むりやり車に乗せようとするエットーレに、ソフィーは必死で抗った。逃げなきゃ。こんな男に、息子の存在を知られるわけにはいかない!
著者等紹介
ハミルトン,ダイアナ[ハミルトン,ダイアナ] [Hamilton,Diana]
イギリスの作家。ロマンス小説家としてのデビューは1987年で、その後数多くの名作を世に送る。2009年5月、ファンや作家仲間に惜しまれつつ亡くなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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一人で子どもを育てようと懸命のヒロインに、彼女が黙った産んだと腹を立てるヒーローだけど、人の上に立つ人間が、釈明も聞かずに放り出すなんて、彼の銀行に先はないと思ってしまう。幼い頃から知っている婚約者なら、意地の悪いことも知っててもよさそうなものだし、色んな意味でこのヒーローはボンクラです。自分の間違いに気づいても、結局謝罪と言えるような行動もないまま、ヒロインの気持ちを聞き出そうとするあたり、私的に過去のヒーローの行いも、再開後の人とも思わないような失礼な言動と合わせて、ヒロインは許すべきじゃないと思う2014/08/19
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