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内容説明
ある夜、ケイトは劇場のロビーでルーク・ハードマンを見かけた。10年前に彼女からファースト・キスを奪った男性だ。ルークはそのころつき合っていた女性にふられた腹いせに16歳のケイトを乱暴に引き寄せ、キスをした。ケイトはそのときのことを何もかもはっきり覚えている―長い年月が流れた今でも。けれどルークのほうは彼女に気づきもしない。翌日、求職中のケイトは専務秘書の求人広告を見て面接に出かけ、専務の顔を見て心臓が止まるほど驚いた。昨夜会ったばかりのルーク・ハードマンだったのだ。みずみずしい初恋と運命の再会を描いた名作。
著者等紹介
ハート,ジェシカ[ハート,ジェシカ][Hart,Jessica]
ガーナ生まれで、イングランドのオクスフォードシャーの田舎で育つ。大学卒業後はウエイトレスから英語の教師まで、数多くの職種に就き、海外生活も経験した。現在はイングランド北部のヨークに暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
11
わくわくニヤニヤしながら読了。楽しかった!ヒロインは真面目で有能な秘書。横柄で愛想のない上司のヒーローにも礼儀正しい態度を要求し、堂々と対決する。とうとうヒーローも不本意ながら命令のあと「頼む」というフレーズをつけるように(笑)成長しましたね。仕事の契約に有利だからと業務命令で美しく変身したら会食相手に嫉妬したりと好みの展開。ライバル女性の策略でヒロインが自分のもとから去ってしまう!という場面でなりふり構わず階段を駆け下り必死に追いかけるヒーローに萌えました。元々好きな作家さんだけど、これは大ヒットです。2014/04/01
akiyuki_1717
3
最近のハーレクインの再版本ではヒットの面白さだった。ヒロインが変身に戸惑いながら自信を得たり、また失ってみたり、後半にありがちな、ヒーローの行き過ぎ行為も即反省して、ヤキモキさせずにスッキリ解決するあたり、読後感が爽やかでした。2015/06/07
もな
1
期待しすぎた分物足りない。 ヘレンに言われて知る展開じゃない方が良かったな~もっと盛り上がるかと期待していたのになぁ。 何かが足りない。 切なさかな足りないのは。2015/06/13
ぽしょ
1
理性的な秘書と厳しくてワンマンな専務。やっぱりジェシカハートのきちんとしたバージョンのヒロインは大好きだー!ちょっとややこしいヒーローの造形も胸キュンなのですよ…。慎重な二人がためてためて一気に盛り上がるのでおおー!となりました。2012/01/09