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内容説明
ヴィクトリアは主演作がカンヌ映画祭に出品され、世間の注目を集める新進のハリウッド女優。しかし、彼女は信じられないスキャンダルに巻きこまれた。そのとき、救いの手を差し伸べたのは、地中海にある公国のプリンス、ロドルフォだった。おたがいに惹かれるものを覚え、急接近した二人だったが、そこに彼の花嫁候補の高貴な女性が現れて…。(『プリンセスになる日』)。ジェニファーとマテオは人気絶頂の俳優どうしのカップル。だが、おたがいの忙しさが災いし、現在、離婚手続きを進めている。もう会うこともないと思っていた二人だったが、カンヌ映画祭で半年ぶりに再会した。初めは反発し合っていたものの、思いがけない激情に襲われ、体を重ねてしまう。それから数週間後、ジェニファーは体調の変化に気づいた(『情熱の果てに』)。テンペストは巨大ホテルチェーン経営者の一人娘。女優とはいえ、スキャンダルばかりが取りあげられ、三流扱いだ。ある日、映画のオーディションに出かけると、そこには三年前に別れた恋人コリンがいた。なんと彼がその映画の監督だという。役をもらうためには、まずコリンに演技力を認めてもらわなければならない。そこでテンペストは一計を案じる(『ラストシーンは熱く』)。カンヌ映画祭で巻き起こる情熱の嵐。人気3作家のアンソロジー。
著者等紹介
フッド・スチュアート,フィオナ[フッドスチュアート,フィオナ][Hood‐Stewart,Fiona]
「新妻の嘆き」で2006年9月に日本デビューした作家。スコットランドの資産家の娘に生まれる。世界各地で暮らしてきたため、七カ国語を操る国際派。現在はヨーロッパと、牧場を経営するブラジルに住んでいる。作品に出てくる生き生きとした街の描写には、世界中を訪れた彼女の経験が生かされている
ケンドリック,シャロン[ケンドリック,シャロン][Kendrick,Sharon]
ウエストロンドン生まれ。写真家、看護師、オーストラリアの砂漠での救急車の運転手、改装した二階建てバスで料理をしながらのヨーロッパ巡りなど、多くの職業を経験する。それでも、作家がこれまでで最高の職業だと語る。医師の夫をモデルにすることもある小説のヒーロー作りの合間に、料理や読書、観劇、アメリカのウエストコースト・ミュージック、娘や息子との会話を楽しんでいる
ブラウン,ジャッキー[ブラウン,ジャッキー][Braun,Jackie]
ミシガン・セントラル大学でジャーナリズムの修士課程を修了したのち、雑誌社や新聞社で活躍。1991年にはフリント・ジャーナル紙で初の女性ライターとして注目を集めた。在職中も小説を書き続け、2002年ついにRITA賞のファイナリストとなった。現在は最愛の夫と息子と共に過ごす時間を大切にしながら、執筆活動に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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