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内容説明
車が宵闇の庭園を走り抜け、目の前に視界が開けた。美しい湖の向こう側にそびえ立つ小さな古城が目に入る。「なんて美しいの…。まるでおとぎ話みたい」そうつぶやきながら、ケアリィは赤ん坊のアリスを抱いて車を降りた。この美しいリングラスの館でこれからアリスの養育係としての仕事が始まるのだ。生まれてすぐに母親をなくしたアリスを不憫に思うと同時に、この子の父パトリックに対して激しい怒りを感じる。彼はアリスが生まれて以来、一度も顔を見ようともしないのだ。いったい、なぜなのかしら…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
6
再読。ライバル女性もいないし、ヒーローは誠実だし、ヒロインは純粋で献身的だし、悪い人が出てこないお話なので安心。まだ一歳にもなっていないヒーローの娘アリスは可愛いし。お互いが惹かれていく過程が自然で、作家であるヒーローがなんとかヒロインを手に入れようと画策しつつ、計算通りにいかない自分の感情を持て余しているあたりがなかなか楽しい。当初、生まれて来た我が子の顔も見られないほど心を閉ざしていたヒーローに少々腹が立ちましたが、情状酌量の余地はある。年上なのに可愛げがあるしね。ときどき無性に読み返したくなる。2014/06/29
糸車
5
子供への愛情を盾にとってナニーに結婚を迫るのはハーレにはよくある設定。出会ってから半年かけて契約結婚をヒロインに承諾させたり、強引にせず割とじっくり間合いを詰めているので〇。亡くなった妻を思い出すのが辛いという理由でずっと避けていた娘の顔を見て一気に親馬鹿になってしまったヒーローは優しいし、紳士。ヒロインも可愛い。自然に惹かれあい、時間をかけてしっくり夫婦らしくなっていく過程もよかったし、ヒロインが以前の恋の相手に再会したときも修羅場にはならず却って絆が深まってめでたしめでたし。家政婦さんもいい人だった。2014/04/07




