出版社内容情報
身代わりでもいい――そばにいたいの。
美しく狡猾な姉に虐げられ続け、幸福すらテッサは奪われた。
焦がれていたギリシア人富豪ポールと、姉は婚約したばかりか、
テッサの恋心を「気味が悪い」と嘲笑ったのだ。
骨の髄まで恥辱を味わわされたテッサは、耐えきれずに家を出た。
2年後――帰郷したテッサはあまりに残酷な現実を知らされる。
ポールが火傷を負い失明したというのだ。しかも姉は彼を捨てた。
身代わりでいい。そばにいられるなら。一途な想いを貫くため、
テッサはいまも姉を待つポールが住む、キプロス島へと向かった。
姉のふりをして。そして……彼の妻になった。
内容説明
美しく狡猾な姉に虐げられ続け、幸福すらテッサは奪われた。焦がれていたギリシア人富豪ポールと、姉は婚約したばかりか、テッサの恋心を「気味が悪い」と嘲笑ったのだ。骨の髄まで恥辱を味わわされたテッサは、耐えきれずに家を出た。2年後―帰郷したテッサはあまりに残酷な現実を知らされる。ポールが火傷を負い失明したというのだ。しかも姉は彼を捨てた。身代わりでいい。そばにいられるなら。一途な想いを貫くため、テッサはいまも姉を待つポールが住む、キプロス島へと向かった。姉のふりをして。そして…彼の妻になった。
著者等紹介
ハンプソン,アン[ハンプソン,アン] [Hampson,Anne]
元教師。旅行好きで、各地での見聞をとり入れて小説を書きはじめたところ好評を博し、ついに教師を辞め執筆活動に専念することにした。物語の背景として選んだ場所へは、必ず自分で足を運ぶことをモットーとしていた。70年代から活躍し、シリーズロマンスの黎明期を支えた作家の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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