内容説明
1924年6月、世界各国が人類初のエヴェレスト征服を目指すなか、初登頂に挑んだ登山家ジョージ・マロリー。彼は頂上を目前にして忽然と消息を絶ち、謎だけが残された。それから75年後、捜索隊によって山頂付近でマロリーの遺体が発見される。そこに残されていた重要な手掛かりとは―。なぜ登るのかと訊かれ、「そこにエヴェレストがあるからだ」と答えた男は世界一の頂を征服したのか?
著者等紹介
戸田裕之[トダヒロユキ]
1954年島根県生まれ。早稲田大学卒業後、編集者を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コニタン
4
マロリーが面接の時間に遅れて塀をよじ登って面接を受けたり、やんちゃ坊主と言うより、時間にルーズだったヤツなのね。2025/04/05
franz
2
昔新潮文庫で読んだが、ハーパーから再販になったので再読。エベレスト登頂を目指すジョージ・マロリーのサーガ。やはりアーチャーの本には他の作家の本からは得られない良さがある。2024/06/13
Mayumi_M
0
こんなヤンチャ坊主時代のお話からされるとは思ってもみなかっただけに、今からクライマックスで号泣しそうな気がして仕方がないんだがどうすれば……。2025/01/16
ウ・トポス
0
100年経った今なお、登山史上最大の謎と云われるマロリー&アーヴィング。 彼らは果たして登頂を果たしたのか否かー 上下巻で、マロリーがどうエベレストを攻めていったのががっつり描かれていると思いきや、上巻はエベレスト登頂までのマロリーの半生記…ナンテコッタイ2024/08/03
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