出版社内容情報
好きだから、結婚はできない。
きっと愛がほしくなるから。
鋭いビジネス感覚をもった青年ガイはたちまち社内で頭角を現し、
彼を気に入った社長が、孫娘セリーンとガイを婚約させた。
セリーンは、兄のようなガイのことを心から好きだった。
だからこそ、愛されていない自分はふさわしくないと思ったのだ。
婚約解消を申しでたときのガイの静かな沈黙は忘れられない。
やがて、家をでて生活する彼女のもとに祖父の訃報が届く。
故郷に帰ったセリーンを迎えたのは、未だ独身を貫くガイだった。
ふたりの仲を裂こうとする悪意あるものの存在も知らぬげに、
セリーンの胸元には、今も婚約指輪がチェーンの先で揺れていた。
内容説明
鋭いビジネス感覚をもった青年ガイはたちまち社内で頭角を現し、彼を気に入った社長が、孫娘セリーンとガイを婚約させた。セリーンは、兄のようなガイのことを心から好きだった。だからこそ、愛されていない自分はふさわしくないと思ったのだ。婚約解消を申しでたときのガイの静かな沈黙は忘れられない。やがて、家をでて生活する彼女のもとに祖父の訃報が届く。故郷に帰ったセリーンを迎えたのは、未だ独身を貫くガイだった。ふたりの仲を裂こうとする悪意あるものの存在も知らぬげに、セリーンの胸元には、今も婚約指輪がチェーンの先で揺れていた。
著者等紹介
ウェイ,マーガレット[ウェイ,マーガレット] [Way,Margaret]
息子がまだ赤ちゃんのころから小説を書き始め、今では執筆しているときがいちばん充実した時間になっている。オーストラリアのブリスベン市街を見下ろす小高い丘にある家が彼女の安息所である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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