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出版社内容情報
どうして気づかなかったのだろう。
幸せをくれる人は、ずっとそばにいた。
若き看護師長レイチェルは仕事熱心で、充実した毎日を送っている。
ただ、自分勝手なボーイフレンドに振り回されるのが悩みだ。
そんな彼女を見て、上司のファン・トゥーレ教授が助言をくれた。
「彼が望む女性になろうとせずに、そのままの君でいなさい」
胸を打たれたレイチェルはいつしか教授を意識するようになり、
ボーイフレンドと会っていても、思わず教授と比べてしまうのだった。
彼の下で働き始めて2年、有能な外科医として尊敬してはいたが、
彼がどこに住み、どんな暮らしをしているのかさえ知らなかった。
今まで気づいていなかったけれど、
教授はいつも私を見守ってくれていた。でも、それはなぜ……?
ハンサムで長身のオランダ人外科医の教授は落ち着きのある大人の男性で、派手好きで軽薄なボーイフレンドとは正反対。レイチェルは、彼が年の離れた兄のように優しく包み込んでくれていることに、あるときふと気づくのでした。それが恋の始まりとも知らず。
内容説明
若き看護師長レイチェルは仕事熱心で、充実した毎日を送っている。ただ、自分勝手なボーイフレンドに振り回されるのが悩みだ。そんな彼女を見て、上司のファン・トゥーレ教授が助言をくれた。「彼が望む女性になろうとせずに、そのままの君でいなさい」胸を打たれたレイチェルはいつしか教授を意識するようになり、ボーイフレンドと会っていても、思わず教授と比べてしまうのだった。彼の下で働き始めて2年、有能な外科医として尊敬してはいたが、彼がどこに住み、どんな暮らしをしているのかさえ知らなかった。今まで気づいていなかったけれど、教授はいつも私を見守ってくれていた。でも、それはなぜ…?
著者等紹介
ニールズ,ベティ[ニールズ,ベティ] [Neels,Betty]
イギリス南西部デボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師と助産師の教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人男性と知り合って結婚。以後14年間、夫の故郷オランダに住み、病院で働いた。イギリスに戻って仕事を退いた後、よいロマンス小説がないと嘆く女性の声を地元の図書館で耳にし、執筆を決意した。1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かな、優しい作風が多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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