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内容説明
ビアンカの恋人チェーザレは、男らしく情熱的でハンサムな大富豪。多くの女性が夢見る理想の男だ。でも、ただ一つ決定的な欠点がある―チェーザレは女性と永続的な関係を築くのはまっぴらなのだ。大金持ちで、もてる男はいつだって不実。莫大な手切れ金さえ払えば、女は文句を言わないと思っている。女性は飽きるまでのちょっとしたお楽しみの対象でしかない。その証拠にビアンカの母は、そんな男―ビアンカの父親に捨てられ、かつて破滅の道をたどってしまった。恋はしても絶対に深入りしてはいけない男。なのにビアンカは絶望的なまでにチェーザレを愛してしまった。今日こそ別れを告げなくては。私たちは終わったわ、と。
著者等紹介
ハミルトン,ダイアナ[ハミルトン,ダイアナ][Hamilton,Diana]
イギリスの作家。ロマンス小説家としてのデビューは1987年、その後数多くの名作を世に送る。2009年5月、ファンや作家仲間に惜しまれつつ亡くなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわ
2
前半と後半でヒーローが別人…。後半、必死なヒーローがよかったわ〜まったくうまくいってなかったけど(^^;2014/01/10
糸車
2
"富豪の男はあらゆるものの値段を知っていて、どんなものの価値も知らない”まさしくヒーローはそういう男。でもヒロインにいきなり別れを告げられたことで立場が揺らぎ、それまで知ろうとしなかったヒロインの素の顔を知ることになります。ここからのヒーローはなかなかあっぱれ。ただの愛人では物足りなくなり、ヒロインの愛を勝ち取るために頑張る恋する男になるのです。傲慢男が膝を屈する過程は楽しい。2013/07/05
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