出版社内容情報
ローレンス・ブロック[ローレンスブロック]
著・文・その他
田口俊樹[タグチトシキ]
翻訳
鎌田三平[カマタサンペイ]
翻訳
芹澤 恵[セリザワメグミ]
翻訳
古沢嘉通[フルサワヨシミチ]
翻訳
小林宏明[コバヤシヒロアキ]
翻訳
浅倉久志[アサクラヒサシ]
翻訳
池田真紀子[イケダマキコ]
翻訳
直良和美[ナオラカズミ]
翻訳
マイクル・コナリー[マイクルコナリー]
著・文・その他
ジェフリー・ディーヴァー[ジェフリーディーヴァー]
著・文・その他
リー・チャイルド[リーチャイルド]
著・文・その他
内容説明
探偵スカダーは滞在先で見覚えのある顔にでくわす。それは25年前、まだスカダーが刑事だった頃に恋人殺しの罪で逮捕した男で―L・ブロック『ダヴィデを探して』。考古学者の夫婦は世紀の発見にたどりつくが、待ち受けていたのは恐ろしい真相だった―J・ディーヴァー『意味深い発見』。絵のなかに閉じ込められてしまった少女の悲痛な叫び―J・C・オーツ『美しい日々』他、芸術とミステリーの饗宴短編集!
著者等紹介
ブロック,ローレンス[ブロック,ローレンス] [Block,Lawrence]
これまでに多くの長編と短編、それに作家入門書を書いている。その傍ら10冊あまりのアンソロジーの編纂もこなしてきた。『過去からの弔鐘』をはじめとするマット・スカダー・シリーズや、殺し屋ケラー・シリーズなど著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
97
企画2弾目の今回は一画家の作品に絞らず、アートという視点で自由に選択させたことで絵画に留まらず、彫刻や中には遺跡の壁画も含まれている。興味深いのはそれぞれの作家が取り上げた芸術家がダブってないことだ。申し合わせたわけでもなく、テーマだけ与えて選ぶ芸術作品はそれぞれの作者に委ねているにも関わらず、全ての題材が異なるとは神の配剤としか云いようのない導きを感じた。個人的ベスト作品はディーヴァーの「意味深い発見」と編者の「ダヴィデを探して」の2つ。両作品とも絵そのものに纏わる話とエピソードが非常に興味深かった。2024/08/26
YOMIPITO
2
後付ストーリーのようなものはちょっと嫌。 少しホラー寄りに発展させた作品のほうが出来が良いかな。アートとセットで良かったのは「 オレンジは苦悩、…」と「真実は井戸よりいでて…」。画家のジャン=レオン・ジェロームって今まで知らなかったけど、ちょっと興味出てきた。ディーヴァーとランズデールはアート無関係に良作。 あとは、絶筆宣言のようなブロックの序文が寂しい。2023/11/17
crvmain
2
タイトル通り、17枚の絵画をテーマに17人の著名作家が短編小説を創作している。 ローレンス・ブロック、ジェフリー・ディヴァー、マイクル・コナリーなどが参加しているので、お気に入りを選んで読んで行くのも順番に読んで行くのもお好みで良いのでは。 複数の作品を続けて読むと内容を混同してしまい。 私は、1作品づつ読んで行く方法をとったため読み終わるまで時間がかかってしまった。2023/02/24
なをみん
1
原田マハとか一色さゆりのノリで読んだらちょと苦戦。あくまで「アートから生まれた」物語。知らない画家を検索しながらアメリカのアート周辺の気配というかステリー小説?の世界とかをなんとなく感じることができました。オキーフの話だけはド直球で読みやすくわかりやすく面白かった。2024/07/09
まみりい
1
馴染みのない作家もいたので新鮮だった2023/04/06