ハーパーBOOKS<br> テロリストとは呼ばせない

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テロリストとは呼ばせない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 584p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596755650
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報



クラム・ラーマン[クラムラーマン]
著・文・その他

能田 優[ノダユウ]
翻訳

内容説明

麻薬の売人時代にMI5に引き込まれ、イスラム過激派に潜入するはめになったパキスタン系の青年ジェイ。事件解決後にMI5を去り役所勤めを始めた彼は、生まれて初めてまともな生活を送っていた。そんなとき、人種差別主義者に暴行されたムスリムの少女が自殺。復讐を誓う恋人の少年を“テロリスト”にさせまいと、ジェイは奔走する。一方、ジェイの正体を知ったテロ組織は彼の暗殺を命じ―。

著者等紹介

ラーマン,クラム[ラーマン,クラム] [Rahman,Khurrum]
パキスタン生まれ。1歳でイギリスに移住しロンドン西部で育つ。IT企業の役員をしながら執筆活動を始め、デビュー作となった『ロスト・アイデンティティ』(原題“East of Hounslow”)が2018年CWA(英国推理作家協会)賞新人賞と2021年MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞ペーパーバック部門にノミネート、ジェイ・カシーム・シリーズ2作目となる本書(原題“Homegrown Hero”)が2019年CWA賞イアン・フレミング・スチール・ダガー賞にノミネートされるなど高い評価を得ている。イギリス南東部バークシャーに妻と息子ふたりと暮らす

能田優[ノダユウ]
北海道函館市生まれ。英米文学翻訳家。ブロガー。自身のウェブサイトにて主に未邦訳の海外ミステリーの情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

59
シリーズ2作目はとんでもない終わり方をした前作の2日前から始まる。元麻薬の売人、元MI5のスパイ、それなのに現在は役所の勤め人、この経歴だけで主人公ジェイのユニークさが想像できる。もう1人、両親を亡くし16歳でアフガニスタンからイギリスに来た不動産会社に勤務するイミー。2人を軸に進むストーリーはテロ組織も加わり重苦しい。イギリスの移民問題、宗教間対立、人種差別はこんな事になっているのかとビックリ。若者の暴走が怖いが悲しみも深い。…そしてまたこの終わり方が気になる〜。2022/12/16

しゃお

41
あぁ、面白い。けど、単純に面白かったとは言えないシリーズ二作目。衝撃的なラストだった前作以上にサスペンスフルな展開で特に中盤以降は一気に読ませます。今回はジェイと不動産屋に勤めるイミーがもう一人の主人公となり、イスラム諸国と欧米諸国との人種や宗教、差別やヘイトといったものが重くのしかかるように描かれる中、今回は何よりも個の感情、愛憎が深く描かれるだけに共感値も前作以上で待ち受ける悲劇の予感に読み進めるのが辛くなる程。しかしジェイの人としての強さは何よりの希望ですね。ラストはまたも衝撃的な場面!続きを求む!2022/12/11

himehikage

28
イスラム教徒といってもいろいろだ。先進国で生まれ育った世代の生活は保守的なムスリムとはかけ離れている。酒も飲むしマリファナも吸う。しかし、差別や貧しさなど社会に対する不満がきっかけとなりホームグロウンテロの芽は育つ。一方で、宗教とは関係のない誰でも共感できる憎しみからの行動が、ムスリムの場合はテロと捉えられてしまうこともあるという。漠然とイスラム教=過激、怖いというイメージを持つ人たちはぜひ読みたいシリーズ2023/05/01

みつちや

25
ジェイどうなるの~と終わった前作。今回もどうなるの~と終わる。だから早くママんとこへ行けって。マヌケに明るく書きたくなるほど欧州ムスリムへの状況は悪化している。新しい友人を心配して助けようとするヒロイックなジェイ。悲しい過去は断ち切れない。同時にイミーの壮絶な過去と現在の交錯は読者も常に狂わされる。全体的に重いのだけど完結作は希望に繋がってほしいと切に願う。2023/10/01

kanki

23
第2弾。イングランドでの宗教対立。テロ組織。ジェイの活躍は。ドキドキして、とても面白かった2023/06/03

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