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内容説明
義父殺害の汚名まで着せられた今、ベサニーは必死で耐えつづけていた。でも、この拷問だけは耐えられそうにない…。ベサニーは真犯人捜しのため雇われた男性を呆然と見つめた。うぶだったわたしを天国から地獄へと突き落とした張本人。モーガン・ケイン、あなたを決して許しはしないわ！（『あの日のあなたへ』）。内戦が続く島に残された幼い甥の救出に同行してほしい。警備会社ダンディー・エージェンシーに依頼したローリーは派遣されてきたボディガード、ホークの容姿に目をみはった。気品と官能を漂わせる風貌はさながら森の王者ジャガーのようだ。だが男性になじみのないローリーのとまどいを知ってか知らずか、ホークは強硬に言いつのった。若い女性を危険な戦地に連れていく気はない、と（『聖女と堕天使』）。
著者等紹介
バートン，ビバリー［バートン，ビバリー］［Ｂａｒｔｏｎ，Ｂｅｖｅｒｌｙ］
九歳の頃に初めての小説を執筆。結婚して二人の子供をもうけるまでは短編、台本、詩、小説を書きつづけていた。子育てが一段落した三十代半ばに再び書くことを始め、１９９０年に作家デビュー。その後六十作を超える作品を発表し、ＮＹタイムズ、ＵＳＡトゥデイのベストセラーリストの常連となる。マギー賞など数々の賞にも輝いた名実相伴う実力派作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
3
あの日のあなたへは再会するまでが１６年は長すぎだし、ヒーローがその間ずっと自分が望んで捨てたヒロインが、自分の嫌いな従兄と結婚したことを恨んでるし、大人になりきれない元諜報員です。苦手なミステリーであまり好みではなかった。聖女と堕天使はヒロインの甥を助け出すまでが長すぎて、飽きてしまった。もっとロマンスに焦点を当てて欲しかった。ボディーガードというより、傭兵そのままだし、素人が体内の銃弾をナイフでえぐり出すまですると、さすがにやり過ぎだし、最後は誰の苦悩も描かれないまま大団円に…あまりにアッサリでは？2017/02/04
mum0031
2
あの日のあなたへ ブティック経営のベサニーと、ボディーガードのモーガン。 自分の子供の存在を知らずに16年？ ベサニーもだけど、両家の親の馬鹿さ加減に呆れる。由緒正しい家柄の俗物は、一般常識では図れない。 聖女と堕天使 教師のローリーとボディーガードのガブリエル。 政情不安定な、サンミゲルの王子の救出を依頼し、行動を共にする?設定があり得ない！ これは無いわ。2017/09/13
