出版社内容情報
ヨーロッパと新世界の「出会い」から先住民の決定的敗北までを五つの文学テクストを対象に分析し,言説による「野蛮」イデオロギー産出のプロセスを鋭く剔出する。
内容説明
『テンペスト』『ロビンソン・クルーソー』などの文学テクストにおける支配イデオロギーとの共犯関係をあばき出す。
目次
第1章 コロンブスとカニバル「食人種」
第2章 カリブとアラワク
第3章 プロスペローとキャリバン
第4章 ジョン・スミスとポカホンタス
第5章 ロビンソン・クルーソーとフライデー
第6章 インクルとヤリコ