内容説明
王女の身代わりにゼーフェラング国王シグリッドに嫁いだアメリア。だがシグリッドは彼女をひどく警戒し、視界に入るなと冷たく言い放つ。実は彼は以前のアメリアを知っていて彼女が身代わりと分かっていた。「離れている間、俺はずっとお前が恋しかった」誤解が解けた後、真摯に情熱をぶつけてくるシグリッドにアメリアの心と身体も熱く蕩けて!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
41
クラウディア王女、思ったより芯が強いよね…??王女でなくなるための行動力と信念は凄かった… 本題のアメリアも初恋の人と結婚できて良かったなぁと。2022/10/10
はつばあば
29
娼館の娘として育ったアメリアの初恋はのちの簒奪王と呼ばれたシクグリット。そのシクグリットの初恋もアメリア。なのに王女様と従妹同士の立場上、身代わりとして初恋の人との出会いを兼ねて嫁ぐ。いくらなんでも新婚初期のシグリットはいただけません。前回読んだ捨てられ公爵夫人のように全く亭主に興味が無いのと違って後になるほどハッピーエンドにはなるんですけどね。ナツさんと言う作家さんですが結構評判いいしもう少し読んでみたいかと2025/03/28
さっきぃ
14
高級娼館で育ったアメリアが、実は前国王の娘であり、異常に気弱な王女の身代わりで他国の兄殺しの王へ嫁ぐことに。アメリアの懸命ながんばりに、シグリッドが冷たくする所とか、好きな人に永遠に本当の名前を呼んでもらえないアメリアの切なさが本当に切なかった。シグリッドの急激な変化が若干唐突すぎる気もしたけれど、アメリアを大事にするシグリッドはよかった。とにかくアメリアを溺愛するシグリッドがよかったし、デニスとユーリアの夫婦も最高。面白かった。2024/09/18
ルーシー
7
前王の忘れ形見だということを知らずに育ったヒロインが現王の娘の代わりに隣国の王に嫁ぐ。覚悟を持って嫁いだヒロインだが夫とはなかなか打ち解けられず…。親身になってくれる人たちを騙しているという罪悪感も辛い。誤解が解けて本当によかった。ヒロインの母も強くかっこいい人でした。2022/08/10
sleep
4
前向きに頑張っていたのに視界に入るな、と言われたヒロインの気持ちを思うと切なくなります。最後は大団円です。2024/11/25
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