内容説明
「可愛いお尻を見せてほしい」舞踏会の翌朝、同じ寝台にいた隣国の王太子エリアスに言われ、メリルは思わず頬を叩いてしまう。エリアスは、昔から夢で逢瀬を重ねてきた君と結婚するとメリルに宣言する。とまどうものの甘い触れ合いは嫌ではない。耳に淫靡な水音が響けば甘い痺れが駆け巡る。でも夢の乙女は自分ではないという疑いを消せなくて…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
29
エリアスの夢の乙女に対する想いが重い…2024/07/20
十六夜
6
幼い頃から夢に出てくる少女に恋をしている王太子ヒーロー。なんと彼女と母親とかの一部の女性以外はみんな同じ顔に見えちゃうらしく、夢の少女への思いが募るばかり。さすがに夢の人間に恋しているなんて認められないから一年以内に見つけてこいと国王に言われ、隣国にまで足を伸ばしたら、いた、という(笑)ヒロインのほうは婚約者を妹に取られてやけ酒飲んでいたら酔っちゃったところをヒーローに助けられ、朝起きたら一緒のベッドで……という感じで婚約し隣国に行くことに。なんだかんだ幸せになるけど首輪とか犬とか性癖いろいろで笑える。2022/08/17
ルーシー
1
王太子はやっぱりヘン○イだった😅 そして(比較的)冷静に受け止めるヒロインはすごい。 エピローグでお転婆姫を諭す侍女さんも素晴らしい。いや〜面白かった。2022/08/07