ハーレクイン・ラブシック 親友の行方

鳩村 衣杏【超訳】/マーチ，アヴァ【原著】〈Ｍａｒｃｈ，Ａｖａ〉

ハーパーコリンズ・ジャパン（2015/05発売）

• サイズ 新書判／ページ数 142p／高さ 18cm
• 商品コード 9784596744371
• NDC分類 913.6
• Cコード C0297

出版社内容情報

“恋人関係が永遠に続くとは、どうしても思えないんだ――”社交シーズンのロンドン。ロバート・アンダーソンは舞踏会で儀礼的に女性たちの相手をしているが、瞳は他の男と親しげに語らうライナス・ラドクリフをとらえていた。ロバートとライナスは幼馴染みの親友同士だが、時折ベッドを共にする仲。夜ごと男から男へと渡り歩くライナスに、ついに限界を超えたロバートはこう提案する。「俺たち、本物の恋人になろう」意外にもライナスの答えは……!?十九世紀初頭の英国摂政時代を舞台としたＭ/Ｍロマンス、読みやすい『超訳』で登場！

内容説明

社交シーズンのロンドン。ロバート・アンダーソンは舞踏会で儀礼的に女性たちの相手をしているが、瞳は他の男と親しげに語らうライナス・ラドクリフをとらえていた。ロバートとライナスは幼馴染みの親友同士だが、時折ベッドを共にする仲。夜ごと男から男へと渡り歩くライナスに、ついに限界を超えたロバートはこう提案する。「俺たち、本物の恋人になろう」意外にもライナスの答えは…！？十九世紀初頭の摂政時代を舞台としたＭＭ、読みやすい『超訳』で登場！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[せ〜ちゃん]

★★★ 鳩村衣杏さんの未読作品漁ってます♪ ｢超訳｣って何ぞや？…と思ったら、海外作品の翻訳に手を加えて読みやすくした作品なんですね〜♪ 19世紀初頭の社交界を背景にした、幼なじみのロバートとライナスのもどかしい恋愛でした。 既に体の関係はある親友、しかもそれぞれにとっても多方面に(体の)交流がありなさる…。そして、満を持して｢唯一の恋人｣になるかならないかで揉めていらっしゃいました♡ まぁ、臆病なライナスは何だか可愛かったし、必死なロバートも良かったかと♪

2020/10/31

[きょん]

明らかに両想いなのに、逃げ出すヒロインを追いかけて説得するヒーローって男女のハーレクインで読んだことある気がするなあ。同性愛が犯罪とされる時代にみなさん割とバレそうな行動とっているけど、上流階級はマナーとして見て見ぬふりなのかなあ？今回描写上はリバってないけど、実はリバなんでしょうねえ、そういうシーンがあっても良かったのに。しかし、この薄さで税別843円はちと高い。

2015/05/27

[まかろん＠大人腐乙女]

初のハーレクインBL。ぼすこ先生のイラスト目当て。読み慣れてないレーベルなので、違和感はあるものの、ストーリーの構成として、ロバート視点とライナス視点で交互に進んで行くのは目新しかったです。視点が変わると、そして数日後…みたいになるので淡々と進み過ぎる感じがあったり。幼少期の重いトラウマをここで出すの？というのがあったり。最大は、イラストは素敵なのに、ストーリーの中のキャラがどうしてもガタイのデカい、ガッシリしたマッチョなイメージなので、マッチングしないのが残念でした。難しいな…外国モノって…。

2015/06/06

[リリー]

海外BL翻訳もので、英国でまだ同性愛が犯罪だった時代の上流階級2人のお話。学生時代からの親友(身体の関係含む)だったが、20代も後半になって一方がそれでは満足いかなくなり…という筋立てですが、魅力的な要素満載っぽい学生時代の話がサラッと地の文ベースで終わってしまうので少し肩透かし。原作は「貴族の恋は禁断の香り」のアヴァ・マーチさんでした。

2017/03/24

[あやめ]

攻め受けがすぐに把握できず、ちょっと混乱。日本のBL文法と違うと感じた。

2015/05/29