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内容説明
大富豪のマット・レイナーは目下娘の結婚問題で頭を悩ましている。目の中に入れても痛くないほどの一人娘、キャロラインはちょうど二十歳。すばらしい美貌に恵まれたキャロラインに求婚する男性は大勢いるが、マット・レイナーのにらむところ求婚者の中には財産目当ての人も多く、心配だ。そこで白羽の矢を立てたのはグレグ・フォートナムという実業家。週末にグレグを招いてキャロラインと会わせよう…。ところがこれを聞いてキャロラインは、断固拒否した。グレグといえば噂に高いプレイボーイ、そんな人と見合いなんて!キャロラインはその週末、別荘へ逃げ出した。
著者等紹介
モーティマー,キャロル[モーティマー,キャロル][Mortimer,Carole]
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の一人。1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に百冊を超える。十四歳のころからロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーの作品に感銘を受けて作家になることを決意した。マン島に、夫と子供たちと住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
9
娘の幸せを願う大富豪のヒロイン父の気持ちを思うと気の毒になる。財産めあての男と結婚して不幸になって欲しくないとヒーローとヒロインを会わせようと仕組んだはずが双方から拒否されちゃうし。どっちも大概傲慢なふたりが見合い相手を避けるために同じ別荘に居合わせ、身分も名前も偽って一緒に過ごすことに。その後お互いに正体を知ってからもめるもめる。終盤にプライドの高いヒーローが正直に気持ちをさらけ出しひれ伏す場面が可愛く、誰だこれ!と突っ込みたくなる。だってもう二度と会いたくないって言ってヒロインを泣かせたくせに(笑)2014/07/29
葉月
0
C2011/08/20
Mari
0
★★☆2010/06/27