ハーレクイン・クラシックス
ポルトガルの花嫁

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  • サイズ 新書判/ページ数 156p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784596738035
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

親友アナの故郷、ポルトガルのミーニョは美しいところだった。キャサリンはすっかり魅入られてしまった。果てしなく続く葡萄棚、強い日差しに輝く花々、風格のある屋敷。そして、アナの兄エドゥアード・バローズ。ポンタレグレ伯爵の称号を持つ彼は、キャサリンを見た瞬間、立ちすくみ、微笑を凍らせた。少年のころの初恋の人に彼女がそっくりなのだという―二十三年前、若くして投身自殺したイザベルに。エドゥアードを知るほどに過去の亡霊はキャサリンの心を苛んだ。彼は私がイザベルに似ているから親切にしてくれるだけ。だが運命は二人をさらに複雑な人間模様へと導いていった。

著者等紹介

ジョージ,キャサリン[ジョージ,キャサリン][George,Catherine]
ウェールズ生まれ。エンジニアと結婚し、九年間ブラジルに暮らす。その後、息子と娘の教育のためにイギリスに滞在することがふえ、一人で過ごす夜に小説を書くようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

11
本人は気にしていないとしても伯爵さまってやっぱり一般人からしたらなんか違う。好きになった人がそういう称号を持っていたら身分違いとか悩みそう。相手が自分に対して妹の友人以上の感情を持っているとしても一時的な恋人になるのも嫌だと思うし。流されず踏みとどまるヒロイン。ヒロインがヒーローの初恋の人に似ているという話から、意外な展開に。誠実なヒーローはいいなあ。ヒロインが手に入らないからといってわき見したりしないから、安心。2014/10/18

akiyuki_1717

4
ポルトガルが舞台の物語は初めてでしたが、なかなか楽しく読めました。出始めにヒーローの初恋の相手にそっくりだとヒロインに告白して、興ざめになりそうだったけど、いえいえヒロインにぞっこんで、終始安心して読めました。ヒロインが身分違いで二の足を踏むのも理解できたし、どちらも常識と理性を持っていて、良かったです。終盤にどんでん返しがあるのかと思ったら、サラリとくつがえってしまって、もう一つ盛り上げて欲しかったかな。2016/05/28

りり

3
★★★★☆魂を売ってもかまわない!キャサリンに対する好き好きアピールのストレートなエドゥアードがよかった。やっぱりわかりやすいベタベタが好き。ヒロインの親友アンが言った、人から進められると先入観が入る。それがなくなると、また新たな目で見られるってよくわかるわ。結婚式も華やかで素敵。財産を維持していくのは本当に大変そう。あまりないポルトガルが舞台の物語。家族用のチャペルは見てみたい。ちょっとした観光気分も味わえた。行ってみたいな〜2015/09/07

1
★★☆☆☆ヒーローの一族とヒロインが似てるが要になってる話なんだけど、あまり大したことではないと思ってしまうのは何故?まあ叔父と姪の関係かもってのにはドキッとしたけど。謎の父親にかんしてはあまりにアッサリとしたエピソード。2012/10/25

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